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アメリカGP FP1:メルセデスが1-2。フェルスタッペンが3番手、COTA初走行の角田は18番手
2021年10月23日
2021年F1第17戦アメリカGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは7番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6番手、角田裕毅は18番手となっている。
新型コロナウイルスの影響で、2年ぶりの開催となったアメリカGP。今年のオースティンは、かなり暑い。初日の天候は快晴。FP1開始の現地時間午前11時30分の時点で、気温はすでに27度まで上がっているが、路面温度は31.6度とまだ比較的低い。
開始直後の11時32分、裏ストレート走行中のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に「マシンを止めろ」とアルピーヌのピットから指示が飛び、ターン12のコース脇にストップ。マシンフロントの下部から液体が漏れているのが見える。これでセッションは、9分間の赤旗中断となった。
再開後も路面グリップは決して高くないようで、キミ・ライコネン(アルファロメオ)やダニエル・リカルド(マクラーレン)らがターン9でトラックリミットを越え、タイムを抹消された。さらに開始後19分には、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が高速S字のターン4〜5でスピン、コースオフ。しかし何とか自力で復帰した。
今回ピレリはC2、C3、C4という中間の固さのコンパウンドを供給。これは2019年と同じスペックだが、2年ぶりの走行、さらに気温が前回より明らかに高いこともあって、各チームはタイヤの性能限界の見極めにやや手こずっている印象だ。角田、ルイス・ハミルトン(メルセデス)らが、セッションの早い段階からリヤタイヤのオーバーヒートを訴えている。
セッション中盤の時点で、トップはソフトタイヤで1分36秒381を出したハミルトン。2番手ルクレールも同じくソフトを履いている。3番手ペレスはハミルトンからコンマ4秒落ちだが、最も固いハードタイヤだ。そしてソフト装着のフェルスタッペンが開始後35分に、ハミルトンをコンマ3秒しのいで首位に立った。アルファタウリ勢はこの時点で、ガスリー13番手、角田はチームメイトからコンマ4秒落ちの15番手。ただしガスリーがソフトなのに対し、角田はミディアムタイヤでのタイムだ。
終了20分前、2セット目のソフトに履き替えたハミルトンが、1分35秒096で首位を奪い返した。直後にはボッタスが1分34秒874ではじめてトップに立った。チェッカー直前にはペレスがミック・シューマッハー(ハース)と接触、直後にはライコネンも単独スピンを喫するなどしたが、いずれも大きなダメージはなかった。
FP1はメルセデスが1-2。3番手にはフェルスタッペンがつけたが、ボッタスにコンマ9秒以上の大差をつけられている。4、5番手にはルクレール、カルロス・サインツのフェラーリ勢がつけた。6番手ガスリー、ペレスは7番手だが、終始ハードで走り続けた。角田は18番手だった。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |