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F1 Topic:マリオ・イゾラ、30年以上ボランティア活動を継続。救急車の運転手志願者へのサポートも

2020年4月10日

 ピレリF1のレーシングマネージャーを務めるマリオ・イゾラが、地元イタリアのロンバルディア州で、新型コロナウイルス危機との戦いを支援しているというニュースが報じられた。


 イゾラが救急車の運転手の資格を持っていたことを昨年の秋に知った筆者は、このニュースを聞いたとき「やっぱり、やっているんだ」と思わず、うなづいた。


 イゾラが救急車の運転手になろうと思ったのは、イタリア・ミラノにいる友人からの「救急車のボランティアにならないか?」という勧めだった。


 イタリアは伝統的にボランティア活動が盛んな国で、一般の人々の生活の中にボランティア活動が根付いている。これはイタリアが地震や火山、そして風水害といった自然災害が多いことが背景にあり、国民の防災意識の高さによるものだと考えられている。


 そのため、災害時の救急活動の約9割がボランティア団体にサポートされているというデータがあるほどだ。イゾラが地元であるミラノがあるロンバルディア州には救急搬送を担う団体が100以上もあるという。


 現在、50歳のイゾラがボランティアを開始したのは30年以上も前のこと。トレーニングに従っていくつかの試験に合格したイゾラは、ロンバルディア州の救急搬送を担う団体の一員となることを許可された。


 それ以来、イゾラは腕がなまらないように定期的にボランティア活動を続け、現在では救急車の運転手になりたいと志願する人のためのトレーニングもサポートしているという。


 じつはイゾラは現在ピレリのヘッド・オブ・カーレーシングという役職に就いているが、少年時代はカートを走らせたり、ラリーのレースにも出場したほどのモータースポーツ好きで、その後ドライビングインストラクターとなるほどの腕の持ち主だった。


 イタリアでこうした活動を行っているのは、イゾラに限ったことではない。イゾラが所属するピレリは、人工呼吸器、マスク、保護服など治療や治療業務に欠かせない医療機材を地元の医療機関に提供している。


 さらにピレリは毎年、ピレリ・カレンダーを製作しているが、今年は早々にその製作を中止。製作費に充てられる予定だった費用を新型コロナウイルス対策活動に寄付したという。


 イゾラをはじめ、新型コロナウイルスと戦う世界中の多くの人々の無事を祈りたい。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Masahiro Owari)




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