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F1 Topic:短い言葉の中で真理が詰め込まれたライコネンの秀逸な俳句

2018年10月5日

 F1第17戦日本GP前日の木曜日に、メディアに配布された一冊の本が話題を集めている。これは、フェラーリがメインスポンサーであるフィリップモリスとの新しいパートナーシップ『Mission Winnow』の発表会で配布されたものだった。


 Mission Winnowは、タバコ広告の禁止に対応する形で、フィリップモリスが企画したプロジェクトで、日本GPからマシンにそのロゴが登場している。

メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』
メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』

 ただし、配布された本に掲載されていた内容は、Mission Winnowについてではなかった。「WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU」というタイトルの通り、キミ・ライコネン(またはそのスタッフ)が作った俳句が多数掲載されている本だ。


 フェラーリのあるスタッフが最も気に入ってると言って、本を開いて見せてくれた作品がこれ。

メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』
メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』


「静かなラジオ
音でない
当たり前だが、
必要ない」


 すると別のスタッフは「私はこっちの方が秀逸だと思うわ」といって、別のページを開いた。


「サーキット
狭いとこ
広いとこある
場所による」


 ライコネンは言葉数は決して多い方ではないが、その言葉に裏表がなく、かつ短い言葉の中に真理が感じ取れることが少なくない。


 この本の最初にはライコネンのサインとともに、こんな言葉が記されている。

メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』
メディアに配布された『WINNOW YOUR WORDS、 KIMI’S BOOK OF HAIKU』


「The right words do not need others to mean something」
〜的を射た言葉があれば、余計な説明は必要ない〜


 ライコネンといえば、今年の8月に自身の半生を著した本も話題を集めている。フィンランドを代表する作家カリ・ホタカイネンによって描かれた自伝は、『知られざるキミ・ライコネン』というタイトルで日本語でも、まもなく発売される。


 発売は10月12日で、現在はまだ予約受付中の段階だが、日本GPを開催中の鈴鹿サーキットではオフィシャルショップ、および、R席エリアのテント『F1速報ブース』で10月5日(金)から先行販売を行うという。


 鈴鹿に来場したら、是非ブースをのぞいてみてほしい。



(Masahiro Owari)




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