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ハース、ダラーラと協力して「フロントウイング問題」の解決に乗り出す

2016年6月30日

 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、多発するフロントウイングの問題を解決するため、シャシーサプライヤーのダラーラと協力して取り組んでいることを明らかにした。 


 カナダGPで発生したフロントウイングの破損は、プレシーズンテスト、バーレーンGP、スペインGPでも起きており、問題の原因は設計ではなく製造にあるとされている。シュタイナーは「責任はハースが取る」としながらも、ダラーラが近年のF1シャシーについては製造の経験がないことを認めている。


「ダラーラは誰が、どのようにして製造したのかを明確にしないと決めているため、これはハース側の問題になる。GP2やインディカーと比べて、F1パーツの基準がどれだけ高いかというのは、理解が難しい部分だ。F1マシン製造のノウハウを持っているのは10社しかなく、それがF1に参戦する10チームなのだ。そこには大きな差が存在する。ダラーラを(F1レベルの)基準にまで引き上げるのが、我々の責任だ」


「私は、それがダラーラの欠点だとは思っていない。知らないことは仕方がないので、我々のスタッフが知識を提供するべきなのだ。今年の我々は、パーツの重量と質の点で、すでに大きな進歩を遂げている。しかし来シーズンは、他のチームと同等の力を手にする必要がある」


ハースはシャシーを外部のサプライヤーに頼ったことを、後悔していないとシュタイナーは語る。


「コスト面で効率よくパーツを製造するノウハウを、多く学ぶことができた。それはダラーラが市販車の製造でやっていることだ。バランスの良いポイントを探り当てなければらない。我々の意見が通ることもあれば、そうでないこともあるが、最終的には両者にとって利益になると思っている。すべてを自社のファクトリーでまかなっていたら、これ以上のものは得られなかっただろう」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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