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マクラーレン、来季ドライバー検討は9月以降。延期の可能性も示唆

2016年6月28日

 マクラーレンのグループCEO、ロン・デニスが、2017年のドライバーラインアップについて話し合いを始めるのは早くても9月以降になると発言した。


 フェルナンド・アロンソは来季の契約を有しているため、彼のチームメイトとしてジェンソン・バトンを残留させるか、評価が高いリザーブドライバーのストフェル・バンドーンを昇格させるか、チームは決断を下さなければならない。


 ロン・デニスは9月にバトンとの交渉を開始する予定ではあるが、それをさらに遅らせる可能性もあると語った。


「モンツァの後まではドライバーに関する話をする予定はない」とデニスはSky Sportsに対して語った。イタリアGPは9月2日から4日に開催される。


「9月末に役員会を開くことになっており、それが決断を下す上で論理的なタイミングといえる。だがそうはならない可能性もある」


「我々は誰のキャリアも邪魔したくはない。現在、我々の元には若く野心あるドライバーひとりと、極めて優秀な世界チャンピオンふたりがいる。協議を行う際にはすべての要素を考慮に入れる」


「だがまだシーズンがようやく半ばに差し掛かろうとしているところだ。来年に影響するこのような決定について話を始めるにはこれほど不適当な時期はない。早すぎる」


 ウイリアムズ移籍のうわさもあるバトンは、「来年何をするのか、分からない。来年も楽しんでいたい」と最近述べている。
「マクラーレンが来年強力になり、高い競争力を発揮できることを願っている。だが他にも可能性があることは間違いない」



(AUTOSPORTweb)




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