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フェラーリ、今季マシンの開発中止は「ありえない」と断言

2016年6月27日

 フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネによれば、今年彼らはメルセデスを射程距離内にとらえており、早期に来年のマシン開発に専念するというのは「ありえない」判断だという。


 フェラーリは2016年シーズン開幕から8戦のうち7戦でポディウムに上がっているが、まだ優勝は一度も記録していない。
 2017年からはテクニカルレギュレーションが大きく変わる。これを「序列」に変動を起こす絶好のチャンスととらえて、一部のチームではマシン開発の主眼を来季の新車に移し始めている。だが、フェラーリは今年のクルマをより速くするための努力を続けると、アリバベーネは述べた。


「まだメルセデスとの間にはギャップがあるものの、それほど大きく離されているわけではない。そうした状況の中で、来年の準備に専念することなどありえない。私たちに必要なのは、むしろ今年のクルマの開発に力を入れることだ」


「私たちの弱点と思われる部分に焦点を合わせて、その改善に取り組んでいく。それが今後私たちがやろうとしていることだ」


 フェラーリは、すでに28のエンジン開発トークンを使っており、今年の分はあと4つしか残っていない。アリバベーネは、エンジン面でのチームの進歩には満足していると述べるいっぽうで、シャシーセットアップの問題を解決する必要があることを強調した。


「カナダで確かめられたように、エンジンはフェラーリの長所と言ってもいいレベルに達したようだ。だが、他の領域では、まだやるべきことがある。このクルマには、セットアップの変更に敏感すぎるという問題があるんだ」


「レースペースは悪くなかったし、バクーでの週末にセットアップの問題に集中的に取り組んで、さらに良くなった。それでもまだ十分とは言えないが、私が心配しているのはこの問題だけだ。バクーで見た限りでは、ふたりのドライバーはどちらも素晴らしい仕事をしていた。とにかくクルマに関しては、今後も改善していく必要がある」



(Translation:Kenji Mizugaki)




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