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訂正記事:ピレリの新ウエットタイヤが長持ちするようになった理由
2016年6月7日
当ウェブサイト掲載の記事「GP topic:新ウエットタイヤはドライでもOK!? とくに市街地で強さを発揮か」に対して「内容に誤りがある」という指摘を受けた。
指摘を受けたのは、後半の「従来のウエットと新しいウエットを見比べると、パターンのデザインそのものは同じだが、トレッド面がスクエアになったようだ。これにより接地面積が増え、乾いていく状況でも、しっかりと路面をとらえることができているのではないだろうか」という部分だ。
基本的に、タイヤの接地面積を決める大きな要素は内圧と荷重で、この2点が同じであれば、たとえトレッド面がスクエアになっても「接地面積」に大きな変化はない。今回はタイヤの構造やトレッドパターンが一新されたわけではなく、現在は内圧やキャンバー角もピレリの推奨値を越えて攻めづらくなっている。前掲の内容を訂正するとともに、不適切な説明で混乱させてしまった読者の皆様、関係者の方々に、おわび申し上げたい。
それでは、どうしてピレリの新しいウエットタイヤの性能が変化したのだろうか。それはトレッド面がスクエアになると、同じ接地面積でも、接地している面の形状が変わるからだ。タイヤ表面の形状がスクエアになって接地面の幅が広がると、接地幅が増え、接地長は減る。イメージとしては写真の水色の枠内のように横長の接地面となる。赤い枠は旧型ウエットタイヤの接地面のイメージだ。接地幅が増えると、単位面積あたりのゴムへの負担が減ることになる。
つまりピレリの新ウエットタイヤが、これまでよりも長持ちするようになった要因のひとつは「接地面積が増えたから」ではなく「接地幅が増えたことで、単位面積あたりのゴムの負担が減ったから」だと考えられる。
次戦カナダGPも週末に雨が降る可能性が高いと予測されており、あらためて新しいウエットタイヤに注目していきたい。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |