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F1新パワーユニット規則、最終会議でもまとまらず。4つの課題クリアできるか

2016年4月27日

 2017年のF1新レギュレーションを決定するための会合が26日に開催されたが、合意が成立せず、後日改めて投票が行われることになった。


 2017年規則変更を決定する期限は元々は2月29日だったが、まとまらないまま4月30日にそれが延期された。


 空力レギュレーションについてはすでに合意されているものと考えられているが、エンジンレギュレーションがまだ定まっていない。


 FIAとバーニー・エクレストンは、パワーユニットのコスト、供給の保証、サウンド、パフォーマンスの均衡という4つの問題を解決するようマニュファクチャラー側に求めている。それができなければ、昨年提案した安価なインディペンデント・パワーユニットを導入することを再検討するというほのめかしている。


 今週火曜、新規則をとりまとめるべく、ロンドンのビギン・ヒルでストラテジーグループおよびF1コミッションの会合が行われた。


 午前中に行われたストラテジーグループ会合では4つの問題に関して過半数の合意がなされたが、午後のF1コミッション会合で最終的な結論が出されなかった。供給の保証とコストに関する詳細について、意見がまとまらなかったと英AUTOSPORTは報じている。


 マニュファクチャラーは再度協議を行い、代替案をとりまとめる見込みだが、提案に変更が行われた場合、改めてストラテジーグループで承認を得た後に、再びF1コミッションに送られることになる。


 期限が迫っているため、電子投票を用いて決定を急ぐものと考えられている。


 火曜の会合以前に95パーセント合意していたといわれていた案では、4つの課題に関して次のような内容となっていたことが分かっている。


 2017年にはカスタマーチームが負担するパワーユニットの年間費用を100万ユーロ削減し、2018年から2020年には1,200万ユーロに抑える。2018年以降には供給の保証がなされ、なかなかパワーユニット契約を結べなかった昨年のレッドブルのような状況は防がれる。来季のパワーユニット契約を持たないレッドブルは特に供給の保証という点を気にかけている。
 パフォーマンスの差はプラスマイナス2パーセントの範囲まで縮められる。サウンドに関してはいくつかの選択肢があるが、英AUTOSPORTに対して関係者は「すべて非常によさそう」と語ったということだ。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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