スージー・ウォルフは、来週バーミンガムで行われるオートスポーツ・インターナショナルで女性がモータースポーツに携わる機会を押し上げるための、新しいイニシアティブを発表する。
昨年11月にレーシングドライバーを引退したウォルフは、来週1月14日と16日の2日間にバーミンガムNECで開催される英オートスポーツのイベントに出席。イギリス・モータースポーツ・アソシエーションと共にまとめ上げたプログラムを発表するという。
「私がレースをやめると決めた時、何かをお返ししたいと思ったんです」と、昨年までウイリアムズのテストドライバーを務めていたウォルフは語っている。
「MSAのCEOであるロブ・ジョーンズに電話をし、私の熱意と情熱を伝えました」
「私たちはすぐに素晴らしいチームを作り上げることができました。オートスポーツ・インターナショナルでそのイニシアティブを立ち上げられることを誇りに思っています」
「私たちのスポーツはパフォーマンスが基準であり、性別は無関係です」
「このスポーツが長期的に多様であることを確認するため、まだ隠れている女性ドライバーの才能を見つけ出したい。その機会がここにはあると思います」
オートスポーツ・インターナショナルにはウォルフの他にも様々なゲストが来場を予定している。
1996年のF1ワールドチャンピオンであるデイモン・ヒルをはじめ、16日と17にはウイリアムズF1の代表を務めるクレア・ウイリアムズとドライバーのフェリペ・マッサが出席。ワールドラリークロスで2度の栄冠に輝いたペター・ソルベルグはライブ・アクション・アリーナでパフォーマンスを披露する予定だ。
ル・マン24時間レースを3度制したアラン・マクニッシュ、2輪WGPの元チャンピオンであるワイン・ガードナー、フィル・リードもゲストとして登場することになっている。
(Translation:Tomohiro Yoshita/オートスポーツweb )