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「フェラーリはルクレールをサポート役にすべきでない」元F1ドライバーがチームオーダーによる関係悪化を危惧
2019年4月18日
『Sky F1』の解説者を務める元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、シャルル・ルクレールの走りを犠牲にするようなフェラーリのチームオーダーが、結果として彼の信用を損ね、彼を単なるサポート役に追いやってしまうことを危惧している。
ルクレールは日曜日に行われたF1第3戦中国GPの決勝レースのスタート直後に、チームメイトのセバスチャン・ベッテルを抜いて先行した。だがその後、10周目にはベッテルを優先させるようにというオーダーがチームから出された。
これにしぶしぶ従ったルクレールだが、ここでタイムをロスしたために、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがルクレールをアンダーカットして4位に入賞した。
今シーズンこれまでのところ、ルクレールのペースはベッテルとほぼ同じレベルにある。フェラーリはチームオーダーの出し方とルクレールの扱いに関して、今後慎重に進めていくべきだとブランドルは主張している。
ブランドルはレース終了後にSky Sportsに寄稿したコラムのなかで、「ベッテルと彼のマシンのセットアップの方が、上海では速く走ることができると考えられていた。だから彼がルクレールのスリップストリームに入り、しかも前を行くメルセデス勢に引き離されつつあった時に、フェラーリとしては何らかの手を打たざるを得なかった」と記した。
「ベッテルを優先させるようにというチームの指示は、ルクレールにとっては屈辱的で悔しさを募らせるものだった。2週間前にはマシンの信頼性の問題から、栄誉あるF1初勝利を逃したばかりだったこともあり、今回のオーダーは殊に腹立たしいものだったはずだ」
「チームは彼の信用を損ねてはならず、サポート役というイメージを固定させてもいけない。そうなれば彼は精神的に傷つくし、評価も下がる。それを取り戻すのは容易なことではない」
フェラーリはふたりのドライバーの役割について現状を維持する予定だが、ブランドルはチームが過度にオーダーを行使し、一方ルクレールが反抗的な態度になれば、チームにとっては問題の解決どころか深刻化につながりかねないとみている。
「今シーズンのチームオーダー方針について、フェラーリは非常に率直かつオープンに、必要な場合には経験値の高いベッテルを優先させるとしている」
「これはおそらく、大きな批判やプレッシャーを招いた近年のミスやトラブルを、今シーズンは起こさないようにしているからだろう」
「しかしそれで問題は解決しない。ルクレールはあらゆる点でベッテルに匹敵する力を持っているし、経験が少なくても主体性を持ったドライバーだからだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |