F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ザウバーF1代表、今季初入賞レースの緊張で「一気に100歳も年を取った気分」

2016年11月16日

 ザウバーF1チームの代表モニシャ・カルテンボーンは、ブラジルGPでチームの「奇跡」のポイント獲得劇を見守っていた時、「100歳老ける」ような緊張を味わったと語った。


 インテルラゴスでのレース前の段階で、ザウバーは今シーズンに入ってから1ポイントも獲得しておらず、このままではチームの歴史上初めてコンストラクターズ選手権でトップ10に入れず、分配金の面で圧倒的に不利な立場に立たされることになりそうだった。


 しかしブラジルGP決勝は雨に見舞われ、大混乱の展開になり、フェリペ・ナッセは母国GPを9位でフィニッシュした。おかげでザウバーは2ポイントを獲得、アブダビでの最終戦を前にランキングでマノーを逆転した。


「緊迫したレースでした。何が起こるか全く分からない状況だったのです。何事にも巻き込まれたくありませんでした」とカルテンボーンは語った。


「私たちとしては、あの位置にとどまることがすべてでした。何が起きても、レースに残らなければならなかったのです」


「マノーも同様のアプローチをしていて、(エステバン・オコンは)私たちより後ろを走っていましたが、そう遠くない位置にいたのです。つまりあらゆる側面からプレッシャーがありました」


「こういった状況だとレースの間に100歳も年を取ったような気分になります。ですが重要なのはひたすらレースに集中することでした。他のチームには彼らがやるべきことをさせておき、私たちは自分のコンセプトから外れないようにすることが重要でした。そして実際そうすることができたのです」


 ザウバーは今年序盤は財政難に陥っており、そのためにマシン開発をほとんど進めることができなかった。7月下旬にロングボウ・ファイナンスからの買収が決まったものの、その後も大きな進歩は見られず、ブラジルGP前にはザウバーがトップ10内に入るのは極めて難しいように思われた。


「素晴らしい気分です」とカルテンボーンは語った。


「新しいオーナーが来てから、物事が改善しているのを感じます。優秀なスタッフを集め、パフォーマンスが徐々に改善してきています」


「私たちは奇跡は起こせませんでしたが、これは奇跡のようなものです。今この瞬間を楽しみたいと思っています」


「弾みがついているのは明らかです。来年はいい状態に戻ることができるでしょう」 
  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP