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「ハミルトンは自滅モードになど入っていない」とロズベルグ

2016年10月12日

 メルセデスのニコ・ロズベルグは、チームメイトでタイトル争いのライバル、ルイス・ハミルトンは不利な状況になるにしたがって集中力を欠いてきているとの推測を否定、日本GPで彼はモチベーションも集中力も極めて高い状態で、熱心に仕事に当たっていたと発言した。


 ハミルトンはマレーシアGPでエンジントラブルにより勝利を失い、ポイントリーダーであるロズベルグを23ポイント差で追う、劣勢の状況で日本GPを迎えた。


 鈴鹿の記者会見での態度をめぐり、ハミルトンとメディアとの間に騒動が持ち上がり、その後の決勝では再びスタートに失敗。結果は3位に終わり、ロズベルグとの差がさらに広がることとなった。


 しかしロズベルグは、そういった問題や心の乱れがハミルトンの週末への対処に影響を与えているとは考えていない。


「彼は舞台裏ではいつもどおり、とても集中していたと言える。マレーシアで後退を余儀なくされた後は特にそうだ」とロズベルグ。


「彼は少しでもラップタイムを縮めようと、エンジニアたちと長い時間、作業に当たっていた。これほど長く作業に取り組む彼を見たのは、久しぶりのことだ。彼は極めて集中して取り組んでいたのを僕は知っている」


 ハミルトンが“自滅”とも見える振る舞いで批判を受けたことが、自分にとってのアドバンテージになったかと聞かれたロズベルグは、それを否定し、ハミルトンを弁護した。


「僕は自滅なんてものは一切見ていない」とロズベルグ。


「僕が見たルイスは、ものすごくモチベーションが高く、集中していた。ただ、僕にとっては自分自身の持つ力を最大限発揮することが重要だったので、ルイスの精神状態は気にしていなかったけどね」


 ロズベルグは、サマーブレーク後の5戦のうち4戦で優勝を獲得、大きなアドバンテージを築いたが、今年のF1ワールドチャンピオンになる可能性については考えず、一戦ずつ全力を尽くして対処していくというアプローチを続けていく考えだ。


「(そう考えるのが)自然なことだよ。ルイスは僕のチームメイトで、最後まで戦い続けるだろう。打ち負かすのは簡単ではない。それにまだたくさんレースが残っている」とロズベルグは言う。


「実際、一番の理由は、そうすることがうまくいくからだ。今のアプローチがとてもうまくいっているのに、変える必要などない。週末に立ち向かい、勝利を手に入れる努力をする。それを続けていくんだ」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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