F1を“追放された”ライアンが復帰への思いを語る
2016年2月29日
自身のF1復帰を、ライアンは以下のように語っている。
「ブランクなどなかったかのようだ。何も変わっていない部分もあるし、大きく変わったところもある。恋しく思ったこともあったし、そうでなかったこともある。周囲が何をしているかを気にかけてはいたが、忙しくて仕事のことで頭が一杯だった」
復帰に際しては多くの友好的なメッセージが寄せられたという。『禁句』はないのかとの質問には「起きたことは、起きたことだ」と答えた。
「ずいぶん前の出来事だ。それについては確かな思いがあり、考える必要もないので思い出しもしなかった」
メルセデスのパワーユニットとウイリアムズのトランスミッションを手に入れ、改善を続けるマノーは昨年ホンダとともに辛酸を嘗めたマクラーレンの競争相手になり得るだろうか。
これについては「正直なところ、今のマクラーレンは眠れる獅子だ。ここ数年は不調が続いており、昨年は特に困難だったと言えるが、復調できるだけのポテンシャルはある。苦労はしているものの、再起すれば最前列に戻ってくるだろう。彼らは優秀な人材の集団だ。『もし』復調したらではなく、『いつ』復調するかだ」と話している。
(Translation:Akane Kofuji/オートスポーツweb )
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