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「コバライネン、スーティル、デ・ラ・ロサが候補」とハウグが示唆

2007年12月13日

 マクラーレンの来季ドライバー候補と見なされてきたドライバーたちが次々とその可能性を否定する中、メルセデス−ベンツ・モータースポーツの副社長、ノルベルト・ハウグは、来シーズンのルイス・ハミルトンのチームメイト候補は3人いると明かしている。

 ニコ・ロズベルグ、ニック・ハイドフェルド、そしてフェルナンド・アロンソまでもが、2008年のハミルトンのチームメイトとしてうわさされてきた。しかし彼らはすでに他チームで戦う意思を明らかにしており、現時点では、グリッド上で最も魅力的なシートの候補は、ふたりの若手ドライバーと比較的ベテランのドライバーの3人に絞られることになった。

 ハウグは、独ビルト紙でのインタビューに対し、アロンソを迎え入れるためにルノー離脱を強いられたヘイキ・コバライネンが候補のひとりであることをほのめかしているが、同時にエイドリアン・スーティルとペドロ・デ・ラ・ロサも候補から外れてはいないと示唆している。また、他にもテストドライバーのゲイリー・パフェット、DTMドライバーのブルーノ・スペングラーとポール・ディ・レスタについても検討するかもしれないとしているが、彼らに関しては、テストのチャンスを与えられるか、シミュレーターでの適正テストを受けるにとどまるものとみられている。


 コバライネンは、ルノーから離脱したため、ハミルトンのパートナー候補の筆頭に浮上した。一方で彼は、トヨタのターゲットになっているともささやかれており、ベテラン、ヤルノ・トゥルーリの来季残留が不安視されている。

 スーティルは、来季残留確定と思われていたものの、ここのところフォース・インディアからのコメントが迷走している。今年スパイカー時代の同チームでデビューを果たしたスーティルは、驚くような速さを持ちながらも、時折荒っぽい走りを見せてきた。彼はハミルトンと非常に仲がいいため、彼がマクラーレンに加入すれば、チーム内の調和は保たれるだろうが、スーティルをフォース・インディアから移籍させるには、多額の移籍金が必要となりそうだ。同チームの代表、コリン・コレスは、あるインタビューでは“スーティルは残留する”と語ったものの、別のインタビューでは“来季に向けてチームには空きシートがふたつある”と述べており、このコメントから、スーティルは今もマクラーレンの候補から外れていないと考えられている。

 デ・ラ・ロサも候補のひとりだが、これは、12カ月前、アロンソの加入と共にマクラーレンに集まったスペイン企業のスポンサーたちの問題が大きいだろう。アロンソの当初の契約年数に合わせて契約を結んだサンタンデール銀行とムチュア・マドリレナ社らは、同国人のデ・ラ・ロサをリザーブドライバーからレースドライバーに昇格させることを望んでいると伝えられている。

 ハウグは、ドライバーの決定に期限を設けないと語っているものの、年明けのF1テスト再開までには明らかになるものと思われている。ドライバーが誰になるにせよ、MP4−23がコースに出る際にはドライバーがチームに十分フィットしている必要があるためである。




レース

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9位ルイス・ハミルトン19
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