ルイス・ハミルトンは、今年マクラーレンでチームメイトだったフェルナンド・アロンソと2008年にコース上で戦うのを楽しみにしていると語った。彼は、アロンソが来季どこのチームに落ち着くにしても、強敵になるだろうと考えている。
BBCラジオのインタビューにおいて、ハミルトンは、新しいチームメイトが誰になるのか知るのを楽しみにしていると認めた。しかし、2007年のとげとげしい関係にもかかわらず、2度のワールドチャンピオンであるアロンソを今でも尊敬しているのだという。
「正直なところ、僕はひとえに彼の今後の幸運を祈っているんだ」とハミルトンは、クリス・エバンズのドライブタイムという番組で語った。
「彼がどこへ行くのか知らないけれど、僕は最近彼と話して、来年一緒にレースをするのが楽しみだと言ったんだ。どこへ行こうとも、彼は活躍するだろうからね。彼は素晴らしいドライバーだから」
先週アロンソの離脱が発表されたことで、この冬のドライバー市場が動き始めた。マクラーレンにおけるハミルトンのパートナー候補としても、幾人かのドライバーの名前が挙がり、ニコ・ロズベルグとヘイキ・コバライネンがその筆頭であるが、イギリスのファンの中には、ジェンソン・バトンがホンダの契約から離れてイギリス人同士ペアを組んでほしいという要望もある。
「そうなったらいいだろうね」とハミルトン。
「まったく文句はないよ。僕はジェンソンとはとてもうまくやれるから、そうだね、それはいいと思う……」
彼にとって、チームメイトとうまくやるというのは新しい経験になるのではないかというエバンスの意見に対し、ハミルトンは短い肯定の言葉をかすかに漏らした。しかしハミルトンは、パートナーが誰になるのか知るのを楽しみにしているところだと主張している。新たなチームメイトは、2007年の冬季テストプログラムが終わる前に決定するかもしれない。