財政難のザウバー、イギリスGPからフェラーリの新型ターボを投入
2016年6月27日
フェラーリ製パワーユニットを使用しているザウバーは、来月シルバーストンで開催されるイギリスGPで、アップデートされた新型ターボを投入する予定だという。
フェラーリは6月中旬のカナダGPで、エンジン開発トークン2つを使って新型ターボをワークスチームのエンジンに導入した。これにより、32の開発トークンのうち、残りはわずか4つとなった。このアップデート版のターボは、カスタマーチームであるザウバーとハースにはまだ供給されていない。
ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、バクーで報道陣の質問に答え、新型ターボはシルバーストンから使用すると述べていた。したがって、ザウバーも彼らと同じタイミングで、フェラーリ製パワーユニットのアップデートを受けることになる。
また、ザウバーはイギリスGPで小規模な空力のアップデートを投入する予定で、さらにその次のハンガリーでの導入を目指して、新型のフロントウイングとリアウイングも準備しているという。
ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、チームの財政状況を改善すべく、新たなスポンサー候補との交渉を続けている。チームは手元の資金不足のため、今年に入ってからスタッフの給与の支払いがたびたび遅れ、マシンの開発もままならない状態に陥っている。
だが、バクーでは、フェリペ・ナッセがハースとルノーのドライバーたちを上回り、ジェンソン・バトンのマクラーレンからもそれほど遠くない12位でレースを終えた。ザウバーにとって、これは今季これまでのベストパフォーマンスに並ぶ成績だった。
カルテンボーンは、このナッセのパフォーマンスが、スタッフの士気を高めるのに役立ったと語っている。
「バクーでは、私たちの周りのチームと正面から戦い、彼らを上回る競争力を示すことができました。その意味で、ふたりのドライバーは優れた仕事をしたと言えます。チームのモチベーションを保つのが難しくなっているなかで、この成績は大きな後押しになりました」
「これにより、みんながまた団結して、『まだやれるぞ』という気持ちになりました。これはポジティブな兆しであり、チームにとって良いことです」
「私たちは、チームを再び軌道に乗せようと努力しています。クルマもドライバーたちにとって、もっと乗りやすいものになるでしょう。このチームをもう一度安定させるために、自分たちにできる限りのことをやっていくつもりです」
(Translation:Kenji Mizugaki)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
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3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |