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スペインのスポーツ大臣がマクラーレンを酷評

2007年11月2日

 スペインのスポーツ大臣ジャイミ・リッサベツキーが、マクラーレンはスポーツにとって基本的に大事なことを実践できなかったため、ドライバーズタイトルを守ることができなかったと述べ、同チームを酷評した。

 ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソは、ともにタイトルの可能性を残して最終戦のブラジルGPに臨んだ。だが、キミ・ライコネンにわずか1ポイント及ばず、2人ともタイトルを逃した。今シーズンの2人は不仲となっており、時々チームのコントロールがきかないようですらあった。

 2人は時に口を聞かないまでになり、ガレージ内の雰囲気は最悪の状態になった。リッサベツキー大臣は、チームワークが欠けたことが原因でアロンソもハミルトンもタイトルを逃すことになったと指摘した。

 同大臣はロイター通信の中で次のように語っている。
「スポーツというのは、力を合わせて行うものだ。そうでなければ、負けるも同然だ。傍から見ると、マクラーレンにはチームワークがあったようには見えない。彼らはスポーツにとって基本的に大事なことを実践する必要があった」

「“時間をかけてゆっくりやるとよい”ということわざの通り、また、ライコネンのニックネーム“アイスマン”には“殺し屋”の意味があるように、彼はじっくり時間をかけて2人を倒した。私としてはフェルナンド・アロンソにタイトルを獲ってほしかった。でも、彼は2度もタイトルを獲っているし、スター中のスターだ。3度目のタイトルにわずか1ポイント届かなかっただけだ」




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