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ハミルトン、今季パワーユニット交換によるグリッド降格は「避けられない」

2016年5月5日

 メルセデスのドライバーであるルイス・ハミルトンは、2016年のF1シーズン中に使用可能なパワーユニット5基を超え、グリッド降格ペナルティを受けることは避けられないと考えている。 


 現チャンピオンのハミルトンには、中国GPで予選結果に影響を及ぼしたMGU-HのトラブルがロシアGPの予選でも発生。その後チームはハミルトンのパワーユニットを、オーストラリアGPから2戦に使用し、中国GPでのトラブル後に新パーツを組み込んだものへと交換した。内燃機関(ICE)、ターボチャージャー(TC)、MGU-H、MGU-K、コントロール・エレクトロニクス(CE)、エナジーストア(ES)の6コンポーネントのうち、ひとつでも6基目になると、ペナルティが与えられることになる。残り17戦の現段階で、すでにハミルトンはTCとMGU-Hが、それぞれ3基目となっている。


「エンジンが足りなくなることを心配している。それが痛手となっているのではなくて……状況として、とても良くない。いまは以前より状況が把握できているので、どのエンジンを選ぶかについては、とても慎重になっている。今シーズンの僕には、あと3基しか残されていないからね。おそらく僕は、どこかの段階で、もう一度ペナルティを受けることになるだろうけれど、できる限りベストな仕事をするつもりだ」


 さらにハミルトンは、ロシアGP予選でコースへの復帰が適切ではなかったとの理由でスチュワードからの戒告処分を受けており、このことでもペナルティを受けることになるのではないかと懸念している。現在、今季「戒告」を2回受けており、3回目でグリッド降格となる可能性があるからだ。


 開幕以来4戦で不調が続くハミルトンは、チームメイトでありポイントリーダーでもあるニコ・ロズベルグに43ポイントもの差をつけられている。しかし、ソチでのペースは励みになったと言う。


「マシンを、あるべき場所に持っていくという部分では素晴らしい仕事ができた。セッティングに関しては強さがあると感じたし、満足だった。ただ、またしても、それをフルに生かし切ることができなかったんだ。自分たちのしている仕事には、まだ長い道のりが残されていて、いまのところコップ半分というところだ。これまでのパフォーマンスや、セッティングなどを担当してくれたスタッフのことを考えると、優勝をかけて戦えないなんてことはあり得ない。いまの問題が解決されて、他に問題が出なければだけど、まだ17戦もある。これまでの4戦から判断すると、まだ余力があることは確実だ。それを引き出して、前向きな力に変えていかなければならない」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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