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マクラーレン、スペインGPに「重大な」アップグレードを投入

2016年5月4日

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエによると、彼らは次のF1スペインGPで大型アップグレードの投入を予定しているという。


 先週末のロシアGPでは、フェルナンド・アロンソが6位、ジェンソン・バトンが10位に入り、チームとしては昨年ハンガリーGP以来のベストリザルトを記録した。レース後にブーリエは、燃料をセーブする必要さえなければ、マクラーレンのペースは4位と5位に入ったウイリアムズ勢と対等だったと語っている。


「次のスペインでのレースに向けて、大幅なアップグレードを用意している」とブーリエは言う。


「私たちのクルマに合っているモナコでは、これまで以上の競争力を発揮できるはずだ。バルセロナについては、どこまで行けるか、わからないけどね」


 また、ブーリエはホンダ・エンジンの全体的なパフォーマンスには満足しているものの「もう少し改善できる余地はある」と付け加えた。


 アロンソもブーリエと同様に、今後さらに希望が持てると考えているようだ。


「ポテンシャルはあるし、このあとにはバルセロナとかモナコとか、クルマの性格に合ったサーキットでのレースが、いくつか控えている。僕自身かなり期待しているよ。そうした週末に、しっかりと良いレースをして、できるだけ多くのポイントを取れればと思っている」


 いっぽうバトンは、こう語った。


「昨年の同じ時期と比べれば、獲得したポイントもずっと多い。これはチームにとって、すごく良いことだ。次のレース(スペイン)は、絶対的なペースという点ではまだちょっと厳しいかもしれないが、モナコでは大量にポイントを稼ぐチャンスがあるかもしれない」


 ただしマクラーレンのロシアGPでの成績は、他チームの不運によるところも大きかったとバトンは指摘する。


「2台のレッドブルが下位に沈み、フェラーリの1台がフィニッシュできなかったという事実を忘れてはいけない。それだけで順位が3つ上がる。つまり他のドライバーのトラブルによって、ずいぶんポジションを稼いだのは確かだ」


「もちろん幸運を拾えるときには拾わなければいけないし、それができるようになったのは良いことだ。バーレーンでは、それさえできなかったのに(バトンは6周でリタイア)、ロシアでは2台がポイント圏内でフィニッシュしたのだからね」



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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