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トロロッソ・ホンダF1密着:2台接触以上に、決勝でペースが上がらなかったことが最大の問題
2018年4月16日
バーレーンGPの4位入賞から1週間。中国GPでのトロロッソ・ホンダのレースは、後味の悪い結末となった。
「ポジション的に後ろの方からのスタートとなったので、2台で戦略を分けた」(田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクター)というトロロッソ・ホンダの2人は、ブレンドン・ハートレーが新品のウルトラソフトを履いて15番手から、ピエール・ガスリーがミディアムタイヤを履いて17番手からスタートした。
しかし、スタート直後からグリップ不足に悩まされたハートレーは1周目を終えた段階で2つポジションを失って17番手へ後退。一方、周囲のドライバーがソフトタイヤでスタートしていたため、ガスリーも19番手と2人そろってポジションを落としてしまう。
その後もハートレーのペースが上がらなかったため、チームはハートレーとガスリーのポジションを入れ替えるよう無線で指示を出し、4周目からはガスリー、ハートレーの順位でレースを進めていった。
最初のピットインは10周目。ハートレーがウルトラソフトからミディアムに替えて、1ストップを視野に入れてコースに復帰。一方、20周目にソフトタイヤに交換したガスリーは2ストップも視野に入れてレースを再開していた。
しかし、ピットストップの後、2台のポジションが入れ替わって、ラップタイムのペースが速いガスリーがハートレーの後ろにまわったことで、チームから再びポジションを入れ替えるよう指示が飛ぶ。
これを聞いたハートレーは29周目のバックストレートエンドでチームメイトに進路を譲ったものの、不運にも2台は接触。マシンにダメージを負って予定外のピットインを強いられたハートレーは最下位へ転落。接触事故の過失を認められたガスリーは10秒タイムペナルティが科せられてしまう。
結局、ガスリーは15番手でフィニッシュし、その後10秒ペナルティを加算され18位。ハートレーはレース終盤にギヤボックスにダメージがあることが発見されたため、リタイアとなった。
レース後、2人はエンジニアたちとともにミーティングを行い、ポジションの入れ替えに関して、誤解があったという認識で一致したという。
その詳細は明らかにされていないが、バックストレートエンドでハートレーがインを開けて譲ったにもかかわらず、ガスリーがぎりぎりまでスリップストリームについていたため、ハートレーがミラーでガスリーの存在に気がつかずにコーナーでターンインしたことが原因ではないかと考えられる。
だが、レース後のミーティングで最も熱く議論が交わされたのは接触したことではなく、寒かった予選に続いて、暖かくなった日曜日のレースでもペースが上がらなかったことだ。
レース後のミーティングで、チーム代表のフランツ・トストは、次のような指示をチームに出した。
「次のバクーでより競争力を発揮できるよう、この2週間の走行データを分析しなければならない。なぜ上海で苦しんだのかだけでなく、なぜバーレーンで速かったのかも、われわれは理解しなければいけない」
(Masahiro Owari)
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予選 | 23:00〜 | |
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |