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入賞のチャンスを逃した角田裕毅、終盤のチームオーダーには怒り「チームの考えが理解できない」:RB/F1第1戦決勝

2024年3月3日

 2024年F1バーレーンGP決勝で、RBの角田裕毅は14位でフィニッシュした。


 ソフトタイヤでスタートし、1周目、前のマシンが後退したことで10番手に順位を上げ、14周目のピットストップ後はハードタイヤで13番手からスタート。17周目には11番手、28周目には10番手に上がり、34周目に2度目のタイヤ交換で、再びハードタイヤを履いた。


 最終スティントは15番手からスタート、先にピットストップを済ませたランス・ストロール(アストンマーティン)や周冠宇(キック・ザウバー)に大きく遅れをとった。角田は終盤は13番手を走り、前のケビン・マグヌッセン(ハース)を追い続けた。


 角田がマグヌッセンの約1秒後方を走るなかで、ソフトタイヤのダニエル・リカルドがすぐ後ろに追いついてきた。チームはレース終盤にドライバーふたりにポジションを入れ替えるよう指示。リカルドは、後方から来たレースリーダーのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にポジションを譲った後、マグヌッセンを追うが、残り周回数のなかでは攻略できず、0.642秒差の13位。後ろに下げられた角田は14位という結果になった。


 角田は無線でチームオーダーを受けた際に憤りを示し、チェッカーを受けた後、クールダウンラップでリカルドのマシンを接触すれすれの位置から追い抜くなどの行為をした。


 チームオーダーについて、チーム代表ローレン・メキースは、「ダニエルに最終スティントでソフトタイヤを履かせ、ケビンと周冠宇を抜くチャンスを得るために、我々のマシン2台の位置を入れ替えた」と説明した。


「だが最終的には届かず、13位と14位という結果になった」


 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、「ダニエルは最終スティントでソフトコンパウンドタイヤをうまく活用して戦いに戻った。だがオーバーテイクは容易ではなく、残り周回数のなかでは前に出ることができなかった」と述べている。


 レース後半、角田がポイントを争えるポジションを失ったことについて、エギントンは「レース中盤、ランスと周冠宇が、ピットストップ後の周回でどのようにしてアドバンテージを得たかを含め、詳細を見直す必要がある」と述べた。


「そのことによって我々はトラックポジションを失い、レース終盤に挽回することができず、10位をかけて戦う機会を失った」

角田裕毅(RB)
2024年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(RB)

角田裕毅(RB)
2024年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(RB)

角田裕毅(RB)
2024年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(RB)


■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=14位(56周/57周)
11番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード


 レース中盤ぐらいまでは、ポイント圏内を走り、とても順調だったと思います。ですがその後、ポイントから遠ざかっていくのを感じました。その時点ではポイント争いをしていなかったので、レース後の分析においてすべてを見直し、今後のためにそこから学ぶ必要があります。


 開幕戦なので、理解するための時間はたくさんあります。全体的に、今週末から得られるものはたくさんありますし、メカニックたちはすべてのピットストップで素晴らしい仕事をしてくれました。戦略面でもっとうまくやれることがあったなら、それを見直して、サウジで改善していきます。


(レース後にメディアに語り)僕はマグヌッセンをオーバーテイクしようとしていたところでした。メインストレートでサイド・バイ・サイドになりましたが、残り数周でドライバースワップが行われたのです。


 正直言って、チームが何を考えていたのか理解できませんでした。彼らの考えを理解する必要があります。今のところ、僕には分かりません。彼らの考えについて検討する必要があります。僕には本当に理解できないのです。


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この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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