最新記事
- 【F1第5戦無線レビュー】苦戦予想を覆し、2位...
- スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハ...
- エイドリアン・ニューウェイがレッドブルF1離...
- F1コミッション、ポイントシステム変更につい...
- FIAスライエム会長が批判にコメント「世論の...
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- F1中国GP技術解説:どん底アルピーヌの期待の...
- フェラーリF1、マイアミGPスペシャルカラーの...
- フェラーリF1、HPとの複数年のタイトルパート...
- ペナルティに憤慨するサージェント「誰も僕に...
- F1、2025年に向けてポイントシステム変更を検...
- アルボンのホームGP誕生か。F1がタイでの開催...
「アルボンのレッドブル・ホンダF1昇格は時期尚早」との懸念の声
2019年8月16日
レッドブル・レーシングは2019年第13戦ベルギーGPから、ピエール・ガスリーの代わりにアレクサンダー・アルボンを起用することを決めたが、F1で半年しか経験のないルーキーをビッグチームで走らせることに対して懸念の声も上がっている。
現在23歳のアルボンは、2012年にレッドブル・ジュニアチームの一員だったが後に契約を終了、しかし2016年にGP3でランキング2位、2018年にはFIA F2でランキング3位を獲得し、トロロッソの2019年レースドライバーに選ばれた。
アルボンは、多くのルーキーとは異なり、F1マシンに乗る機会が十分ないままにデビューを迎えたものの、シーズン前半から優れたパフォーマンスを見せ、第2戦バーレーンで初入賞、ドイツGPではここまででベストの6位を獲得し、高い評価を得ている。
しかしわずか12戦の経験でF1のトップ3に入るチームに加入するのは早すぎるとの懸念を示す者もいる。
Sky Sports F1のレポーター、テッド・クラビッツは、「この動きは早すぎる」と断言した。
「アルボンは、自分がF1デビューイヤーに行うことは、トロロッソのチームメンバー全員を覚えて、それぞれ何の作業を担当しているのかを把握し、自分の状況から最大の結果を引き出すことだと話していた」
「シーズン後半の9戦のうち、スパ、モンツァ、ソチ、アブダビの4つは知らないサーキットではない。確かに初めての中国で彼は入賞した。FP3でクラッシュして予選に出場できなかったにもかかわらずだ。しかし、トロロッソでは(ビッグチームよりは)プレッシャーが大きくないし、(3戦目だったため)チームに多少なじんでいた」
「シーズン後半に初めてのサーキットがいくつかある。そういうサーキットで、よく知らないエンジニア、メカニック、マシンとともに戦わなければならない。そしてすべてのサーキットを経験済みのガスリーよりも、いい結果を出すことを求められるのだ」
■「アルボンには難局を乗り切る力がある」との意見も
元F1ドライバーで、現在Sky Sports F1でコメンテーターを務めるカルン・チャンドックは、アルボンにとって楽な状況ではないとしながらも、彼にはそれを乗り切る力があるかもしれないと考えている。
「レッドブルのようなトップチームにいきなり入れられて、才能ある(マックス・)フェルスタッペンのチームメイトを務めなければならない。これはかなり難しい注文だ」とチャンドック。
「アルボンはレッドブルのマシンで走ったことすらない。なじむまでに2、3戦かかると考えた方がいいだろう」
「だが、彼はルーキーとしては非常に印象深い仕事をしてきたし、難しい状況から立ち直る能力も見せた。中国ではプラクティスで(クラッシュをして)困難な状況に陥りながら、レースでしっかり順位を上げた。ドイツでは(16番グリッドから6位獲得という)見事なレースをした」
元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、こうコメントしている。
「アレックスの幸運を祈りたい。彼は見事なF1デビューを飾った。だが、マックスの“ホーム”で生き残るには、F1ドライバーとしてのすべての能力と技を駆使する必要がある。スターメイカー/死神が、データを詳細にわたってチェックするだろう」
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |