最新記事
- レッドブル&HRC密着:戦略にも影響を与えた...
- 【角田裕毅F1第6戦展望】高速区間でのアップ...
- 【タイム結果】2024年F1第6戦マイアミGPスプ...
- F1マイアミGP FP1:フェルスタッペン最速。角...
- 【タイム結果】2024年F1第6戦マイアミGPフリ...
- グランプリのうわさ話:ボッタス、自転車競技...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第4回】...
- フェルスタッペン、ニューウェイ離脱でも自分...
- アメリカ議会の超党派議員らがリバティ・メデ...
- F1第6戦木曜会見:注目集まるニューウェイの...
- フェラーリF1、マイアミスペシャルカラーのマ...
- アルピーヌF1、マクラーレンを離れたサンチェ...
F1イギリスGP最終周でファステストを叩き出したハミルトン「プッシュしている間、チームの皆は喜んでいなかった」
2019年7月18日
ルイス・ハミルトンはF1イギリスGPを、2019年シーズン7度目の勝利で締めくくった。彼は最終ラップにおける猛烈なダッシュによってファステストラップを記録し、ボーナスポイントをも獲得。これはメルセデスのエンジニアたちの肝を冷やす行動だったという。
F1は2019年シーズンに、グランプリの終盤ステージを盛り上げるため、ファステストラップへのボーナスポイント付与のシステムを導入しており、いくつかの場面では効果がもたらされている。
イギリスGP決勝で、ハミルトンはボーナスポイントのためにピットインして新品タイヤに履き替えることなく、32周を走ったハードタイヤで最速ラップをマークした。その行動はメルセデスのガレージ内の緊張を大きく高めることになった。
「僕たちはいつもタイヤのライフが短いだのなんだのと言っているけれど、今回、最後までタイヤが持った。すごくクールだったよ」とハミルトンは語った。
「ほとんど予選の周回のようだった。土曜日の予選ラップのように走ったんだ。何もしないよりよかったと思うよ」
「すごかった。ぎりぎりまで力を出してレースをフィニッシュするのは最高だし、あれは間違いなく、これまでで最高の最終ラップだった」
終盤、新しいソフトタイヤを履いていたチームメイトのバルテリ・ボッタスも、数周前に全力でボーナスポイントを目指した。ハミルトンのタイムは1分27秒369で、僅差でボッタスを抜き、ファステストラップを記録したわけだが、彼のエンジニアたちはその様子をやきもきして見ていた。
「彼らは僕たちがやっていることを喜んでいなかった。スピンやミスがあり得ると、とても心配していたんだ。でも限度内なら許される」と5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは付け加えた。
メルセデスのテクニカルチーフを務めるジェームズ・アリソンは、他のチームメンバーたちと同様に、ハミルトンの終盤での挑戦に神経をとがらせていたが、最終的に彼が成し遂げたことに大いに感銘を受けたという。
「息を呑むような場面だったと思わないか? 使い古したハードタイヤで、最後の周回でファステストラップを出したんだ。まったく素晴らしいことだ」とアリソンは語った。
メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、ハミルトンがこのようなタイムを出したことは、タイヤの寿命を考えると予想外のことだったと述べている。。
「これには面白い話がある」とウォルフは語った。
「ファステストラップへのボーナスポイント付与についての新レギュレーションが導入されて以来、エンジニアたちは日曜朝のブリーフィングでファステストラップを狙うことには意味がなく、リスクが高すぎると指摘している」
「そしてドライバーたちはといえば、『そうだね、どうでもいいよ』といった感じなのだ」
「これは完全に理屈に合わない状況だ。なぜなら理論上は、32周を走った古いハードタイヤはファステストラップを出すのに十分良い状態にはないはずだ。にもかかわらず、ファステストを叩き出すことができたのだ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |