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移り変わるF1の世界。故チャーリーを偲びながら、変わりゆく未来を語る

2019年7月18日

 イギリスGPのレースウィーク木曜日の夕方、旧パドックに仮設された巨大な会場にはF1パドックの中高年層のチームスタッフやオーガーナイザー、オフィシャル、元F1ドライバー、現役F1ドライバー、チャンピオンたち、プレス関係者などカテゴリーを超えて多くの人間が一堂に会した。


 その理由は、今シーズンの開幕直前に逝去したFIAダイレクター、チャーリー・ホワイティングのメモリアルセレモニーが行われたためだ。


 マーティン・ブランドルの進行で、FIAのジャン・トッド、F1のロス・ブラウン、セバスチャン・ベッテルと順にチャーリーへの別れの挨拶をしていく流れだったが、そのベッテルの言葉には目頭を滲ませる者も多かった。


 さらに、会場にはメカニックやエンジニアも多数参加していて、各チームの首脳も顔を揃え、チャーリーを偲んでそれぞれが色々な思い出話しに花が咲いた。ここでいまなお第一線で活躍するエンジニアやチームのマネージャーらと話をしたが、誰もが今後を危惧していた。


 チーム同志のまとまり、F1のこれから、レギュレーションや興業への心配等の話しが尽きることはなかった。そんななか、ひとりの現役エンジニアがひと言が印象に残る。「End of era.(時代の終わり)かもしれないね、F1の」とつぶやいたのだ。


 時代が移り変わり、F1も変わっていく。


「ニキ・ラウダ、チャーリーが逝って、F1は新しい人達による新しい時代に入るってことかもしれないね」と、高年齢層は皆うなずいて言葉を詰まらせていた。

開幕戦オーストラリアGPの週末に逝去したチャーリー・ホワイティングだが、イギリスGPの決勝レース直前、かつてチャーリーがいた思い出の場所には、彼の血を受け継ぐものがいた。息子のジャスティン・ホワイティングだ。今回のレースのスタートシグナルのボタンを彼が押すという粋な計らいをFIAが行なったのだ。




(Tetsuo Tsugawa)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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