F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

フォーミュラE代表「グリッドガール廃止などF1は我々のやり方をコピーしている」

2018年2月2日

 フォーミュラEを統括するアレハンドロ・アガグは「今やこの選手権こそが、世界のモータースポーツの基準となっている」と語る。


 アガグによればF1ですら、デジタル分野やソーシャルメディアでの露出の仕方において、フォーミュラEのやり方を学んでいるという。大都市のど真ん中で開催する市街地レースにこだわるところも、F1にはかなわない点だ。 


「彼らは多くの部分で、われわれをコピーしている。もちろん、単なる偶然かもしれないがね」


 たとえばF1が最近発表して話題になったグリッドガール廃止の方針も、すでにフォーミュラEが先行している。


「F1もようやく21世紀の世界にやって来たことを、うれしく思います」と、フォーミュラEのスポークスマンは皮肉交じりの声明を発表した。


「フォーミュラEではすでに去年から、グリッドガールは止めています。ひっそりとね。特に声高に発表する必要はないと、思ったからです」


 アガグはフォーミュラEがモータースポーツ界をリードする今の状況は、当然だと感じている。自動車産業自体が、電気エネルギーへと方向転換しつつあるからである。


「あと20年もすれば、モータースポーツ最大のイベントはフォーミュラEになっている」と、アガグはロンドンの経済紙『シティAM』のインタビューに答えている。


「なぜならフォーミュラEこそが、自動車産業に最も直結したカテゴリーだからだ。F1も消滅はしないだろうが、すっかり影は薄くなっているだろうね。フォーミュラEこそが唯一最大の存在となることは間違いない」


 アガグはモータースポーツの世界で最も影響を受けた人物として、バーニー・エクレストンの名前を挙げた。


「私にとってバーニーは、いつでも偉大な先例だった。最高の賞賛の念を持ち続けてきたし、彼が何をしているか常に注視してきた」


 とはいえアガグは、バーニーに代わる新たなF1オーナーであるチェイス・キャリーといっしょにやって行くことにも、「まったく問題はない」と言う。


「ビジネスにおいては、オーナーこそがすべてを実行する権利を持つ。そして今、バーニーはこのビジネスのオーナーではない。となれば私がバーニーではなく、チェイスとやって行くのは至極当然のことだからね」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Kunio Shibata)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP