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バトン、マクラーレンF1とのドライバー契約を2017年末で完全に終了へ

2017年11月8日

 ジェンソン・バトンとマクラーレンF1チームとのドライバー契約は、2017年末で完全に終了するようだ。バトンは今年、マクラーレンのアンバサダーおよびリザーブドライバーとしての役割を担っていた。


 2000年にF1デビューを果たしたバトンは、2010年からマクラーレンで活動、2016年末でレースドライバーの座から退き、2017年にはアンバサダーおよびリザーブドライバーとしてチームに残った。フェルナンド・アロンソのインディ500参戦に伴い、同じ週末に行われたF1モナコGPにアロンソの代役として参戦したが、この後、F1に復帰する意志はないと明言していた。


 2017年以降に向けた契約内容変更に伴い、2018年にチームとバトン自身が合意すればマクラーレンのレースシートに復帰する可能性も契約に盛り込まれたが、チームはすでに来年のレースドライバーとして、アロンソとストフェル・バンドーンのラインアップを維持することを決定している。
 さらに6日、マクラーレンは、ジュニアドライバーのランド・ノリスを2018年の公式テスト&リザーブドライバーに起用することも発表した。


 この際、バトンの今後については言及されていないが、Sky Sportsは、バトンの現契約は2017年末で終了すると伝えている。ただし、チームとの関係は何らかの形で維持される可能性が高いということだ。


 バトンは2018年にはF1以外のカテゴリーにフル参戦したいと述べており、これを受けてマクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、「彼は(来年に向けて)フルタイムのレーシングシートを探している。だが我々のところにはそれがない」と10月に述べていた。


「彼はアンバサダーであり、その役割で彼が引き続き我々とともに働いてくれればうれしい。我々にとっても彼にとってもうまくいくだろう。しかしレースに関しては、我々から彼に提供できるものはない」


 バトンは来年に向け、日本のスーパーGTへのフル参戦も検討していると認めている。



(AUTOSPORTweb)




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