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メルセデスF1、ボッタスの残留を発表。1年契約で2019年に向けて選択肢残す

2017年9月13日

 メルセデスAMGペトロナスは、バルテリ・ボッタスと新たに2018年の1年契約を結んだことを発表した。


 2016年に自身初のF1ドライバーズタイトルを獲得した直後にニコ・ロズベルグが引退を発表、その後任としてメルセデスが急遽選んだのが、当時ウイリアムズに所属していたボッタスだった。


 1年契約ではあったがチャンピオンチーム加入という大きなチャンスをつかんだボッタスは、順調にチームになじみ、第13戦終了時点で2勝を挙げ、ランキング3位につけている。チームメイトのルイス・ハミルトンとの関係も非常に良好で、サマーブレイク前から、ボッタスの残留はほぼ決まりであるといわれていた。


 メルセデスはシンガポールGP直前の13日、ボッタスとの契約を1年延長したことを正式に発表した。


「今年、バルテリには大きな試練を与えた」とメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフ。


「彼は急遽このチームに加入し、F1で最も優れたドライバーのチームメイトとしてF1の最前線で戦う立場に置かれたのだ。そういった状況を考えると、彼が出してきた結果は印象的という言葉では表しきれないほどのものだと思う」


「アップダウンはあったが、上昇傾向の方が強く、パフォーマンスのバランスと向上を見ると、彼とともに2018年もやっていこうという判断を下すのは難しいことではなかった」
 
「我々チームにとって、ふたりのドライバーの間で尊敬の念とスポーツマンシップが高まっていることが、さらにうれしい要素である。バルテリとルイスの関係性と相性の良さはいい効果を見せており、それこそが我々がライバルたちと戦う上で必要としているものだ」
 
 メルセデスはボッタスとの契約期間を1年にとどめたことにより、2019年に向けて、他のドライバーを獲得する可能性を残したことになる。



(AUTOSPORTweb)




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