F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

外観が不評の“ハロ”をF1に採用せざるを得ないFIAの事情

2017年8月11日

 コクピット保護デバイス“ハロ”を好ましく思っていないレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、安全デバイスの導入を急ぎたいFIAとしては、“ハロ”に外観上の問題があろうと、より優れた効果をもたらす他のデバイスがない限り、これを採用するしか選択肢がなかったと述べた。


 FIAはF1コクピット保護策を検討する上で、さまざまなソリューションを評価してきた。2016年から、メルセデスが最初に提案した“ハロ”型が有力候補となり、今年初めには“シールド”デザインも浮上したものの、結局FIAは2018年から“ハロ”を導入するという結論を下した。


 ホーナーは、メルセデスがコクピット保護コンポーネントとして“ハロ”を提案した時から、FIAは他により優れたデバイスが登場しない限り、これを採用するほかなくなったと考えている。


「メルセデスが最初に、コクピット保護デバイスとしてあのコンセプト(ハロ)を提案した。それによってFIAは難しい立場に追い込まれた」とホーナーはAuto Motor und Sport誌に語った。


「もし今ハロがないマシンで事故に見舞われて、ハロをあれば命が助かったかもしれないということになったら、法的に反論の余地がない。手に入るのになぜ装着していなかったのかということになるからだ」


 ホーナーは“ハロ”の外観を気に入っておらず、昨年レッドブルチームに代替策“エアロスクリーン”の開発を促したが、このデバイスは最終的にFIAに却下された。

2016年ロシアGP “エアロスクリーン”のテストをするダニエル・リカルド(レッドブルRB12)

「“ビーチサンダル”みたいなハロよりも外観を損なわずに問題を解決するために、我々はエアロスクリーンを開発した」


「その次に登場したのは“シールド”だ。しかしこれに関しては開発する時間が足りなかった」


「FIAは今ではハロ以外の選択肢がない状態に追い込まれている」


「私が懸念しているのは、カートに到るまですべてのレース規格で、ハロの使用が必須となるかもしれないことだ。どの段階まで行くのだろうか。ドライバーなら、ある程度のリスクは受け入れるべきだと私は思う」 



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP