ホンダF1、パワー向上の“スペック3”エンジンをオーストリアで2台に搭載へ。マクラーレンも期待示す
2017年7月4日
ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏が、F1第9戦オーストリアGPにスペック3のパワーユニットをフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両ドライバー用に持ち込むことを明らかにした。
前戦アゼルバイジャンの金曜、ホンダはアップグレード版スペック3エンジンをアロンソ車に搭載し、テストを行った。この際、データ上、進歩が確認されたものの、ギヤボックストラブルが発生したため十分な走行ができず、エンジンへのダメージも懸念された。
アロンソは土曜以降はスペック2のエンジンに載せ替えて走り、決勝で9位を獲得。チームにとって今季初入賞を達成した。
その後、日本のファクトリーでマッピングなどの準備が整え、ホンダはマシン2台用のスペック3エンジンを持ち込むことを決めた。
長谷川氏は、時間的に非常にタイトだが、次戦オーストリアにはスペック3を2台分用意したいとアゼルバイジャン直後から述べており、オーストリアに向けて発表した公式コメントにおいて、その目標を達成したことを明らかにした。
「私たちは(アゼルバイジャンの)金曜にフェルナンドのマシンで、スペック3というアップデート版PUを試し、出力の面でいくらか進歩したことを確認できました。集めたデータを活用し、ファクトリーでマッピングの作業を進めました。今週末はスペック3をふたりのドライバーのために持ち込むつもりです」と長谷川氏。
「競争力がいくらか向上したと思うので、オーストリアで自分たちのパフォーマンスを確認するのが楽しみです」
「ぎりぎりまで準備に取り組んでいきます。私たちの進歩を示すため、いいレースをしたいと思っています」
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエも、スペック3の導入に期待を示している。
「オーストリアの週末には多数の改良パーツを持ち込む予定だ。特に、ホンダはパワーユニットのアップグレード版である新スペック3の導入を計画している」
「有効な前進を示し、中位グループの一員として走れることを期待している」
アゼルバイジャン直後、長谷川氏は、バクーのコースではスペック3エンジンに0.2秒から0.3秒以上のゲインがあったとして、パワー向上に自信を示していた。
(AUTOSPORTweb)
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5/17(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
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予選 | 23:00〜 | |
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |