Haas F1 Team関連記事
ハースF1代表「トップ3は最大1.5秒速い」と予測。開発競争で差がより広がる可能性も
2017年3月12日
ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、早期のテストデータの分析結果から、フェラーリ、メルセデス、レッドブルは後続チームに最大1.5秒の差をつけてくる可能性があると述べた。
合同テスト最終日の時点では、どのチームが優位に立つかについては不確定要素が多い。しかしシュタイナーは、主に空力面に注ぎ込めるリソースの量を理由に、上位3チームがはるかに優位であると確信している。
「上位3チームとそれ以外のチームの間には、1秒から1.5秒の差が開くと思う。(原因は)空力によるものだ。我々も取り組む必要があるが、オーストラリアGPのためではない」
「大規模チームには常に多くのリソースがあり、それは予想できることだ。メルセデスやフェラーリ、レッドブルが他チームより優れた結果を出したことは驚きでもなんでもない。彼らはより多くのリソースでより多くのテストができるのだから、当然の結果だ」
開発競争が進むにつれて、1.5秒の差が広がる危険性はあるのだろうか。この問いにシュタイナーは「差が縮まることはないと思う。だが開発が進めば得られる結果は小さくなるので、大差をつけられている小規模チームは大きな進歩を遂げられるだろう」と答えている。
中団チーム同士の差は少ないように見えるが、シュタイナーはハースがどのあたりに位置するかの確信を得ていない。しかし、ウイリアムズがトップ3以下のチームでは首位に躍り出るだろうと考えている。
「ウイリアムズは中団チームのなかでは多少優れていると思うが、確かめるにはあと数日が必要だ。オーストラリアで明らかになるだろう」とシュタイナー。
ウイリアムズのパフォーマンス・チーフであるロブ・スメドレーは、チームがどのレベルに行き着くかという点で、慎重な意見を述べている。
「今週の走行からわかることは、マシンに根本的な問題が見当たらないということ。だから、私たちは1日に160周以上もの走行を行っているんだ。これには満足している。(今シーズン)どの位置につけられるかは、オーストラリアで大体わかるだろう。けれども、本当の位置を知るためには4レースを走らなければならない」
「もし問題があったとしても、自チームも競合チームも素早く修復してくるから、現在どのポジションにいるかはあまり重要ではない。できるだけ急いで開発を進めていくことが大切になる」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |