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メルセデスF1、サスペンションの合法性に自信。開幕戦での抗議にも不安なし

2017年2月24日

 メルセデスF1は、開幕戦オーストラリアGPでサスペンションシステムへの抗議を受ける可能性があるが、チーム代表のトト・ウォルフはこれを恐れていないと言う。


 メルセデスの巧妙な油圧サスペンションシステムの合法性に関するチーム間の議論は、フェラーリが昨年末に「プリロード式」コンセプトが合法であるかの回答を求めて以来、続いている。事態はいまだ解決していないものの、来週から始まるオフシーズンテストの前に、FIAから技術指示が通達される予定だ。ただし、今後の展開がどうなるかは不確実なままとなっている。


 考えられるシナリオのひとつは、今週フォース・インディアのテクニカルディレクターであるアンディ・グリーンが述べたように、フェラーリがメルボルンでトリックサスペンションの使用に抗議し、これに対する最終的な回答を得るというもの。


 FIAが非合法の裁定を下すにしても、メルボルンで抗議を受けるにしても、サスペンション技術を推進してきたチームのひとつであるメルセデスにとっては、シーズン序盤の大きな悩みの種となり得る。しかし、23日にシルバーストンで行われた2017年型新車発表の場で、ウォルフは現状をまったく心配していないと語った。


「TRM(技術規則ミーティング)で、サスペンションの合法性については議論を重ねてきた。メルセデスに関して言えば、置かれている状況に大きな自信があり、安心している。我々は何が許されて何が許されないかなど、ルールが定めるものを理解している。いつものようなシーズン序盤の活気があるだけで、心配するようなことではない」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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