F1バーレーン&ロシアGPのタイヤ選択が発表。ソチで初のウルトラソフト導入
2017年1月12日
F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、2017年F1第3戦バーレーンGPと第4戦ロシアGPに持ち込むタイヤコンパウンドを発表した。
4月14〜16日に開催されるバーレーンにはホワイト・ミディアム、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフトという、昨年と同じ種類が導入される。決勝用にキープしなければならないのはミディアム1セットとソフト1セットで、このうち少なくとも1セットは決勝で使用しなければならない。予選Q3用にキープする必要があるのはスーパーソフト1セットだ。
4月28〜30日のロシアGPには、昨年より一段階ソフト寄りにシフトし、イエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、パープル・ウルトラソフトの3種類が選ばれた。ソチでウルトラソフトが使われるのはこれが初めてとなる。決勝用義務タイヤとしてはソフト1セットとスーパーソフト1セット、予選Q3用タイヤにはウルトラソフトが、それぞれ指定された。
1ドライバーあたり13セットが用意され、義務タイヤとして指定された3セットを除く10セットに関してはドライバーがそれぞれ自由にコンパウンドの組み合わせを選ぶことができる。
しかし2017年にはよりワイドな新しいタイヤが導入されるため、最初の5戦については全ドライバーに13セットすべて同じ組み合わせで支給されることがレギュレーションに定められている。
その内訳は、指定された3つのコンパウンドの中で最も軟らかいものを7セット、中間のコンパウンドを4セット、最も硬いコンパウンドを2セットであることも明らかになっている。
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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