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グロージャン「驚くほど速かっただけに結果につながらず悔しい」:ハースF1 日本GP日曜

2016年10月10日

 2016年F1日本GP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンは11位、エステバン・グティエレスは20位だった。


■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=11位
 雨でラバーが洗い流された路面を、ソフトタイヤで走った最初のスティントは、グレイニングがひどくて苦戦した。でも、その後はクルマも好調だったよ。本当によく走ってくれたし、何度かいいオーバーテイクもできた。


 レースが終わった時点で、これほど悔しい思いをしたことは、かつてなかったと思う。もっといい成績に値するパフォーマンスだったからだ。クルマのペースから言えば、僕はウイリアムズ勢よりもずっと速かった。ただ、僕らはハードタイヤがどこまで持つかを読み違えていて、最後のピットストップのタイミングを遅らせすぎたんだ。


 だけど、全体としては驚くほどいいペースだった。この先、まだかなりのポテンシャルがある証拠だと思う。今回のアップデートとクルマが示したペースを見て、僕はすっかり楽観的になれた。


エステバン・グティエレス 決勝=20位
 最初はすべてが順調だった。スタートを改善するために多くの努力を費やしてきたし、今日はそれによって前よりもよくなったことが確認できた。最初のスティントも、なかなかうまく行っていた。ギャップをコントロールしながら、さらに上位を目指してプッシュしていたんだ。


 ところが、最初のピットストップを終えてコースに戻ったところが、密集したトラフィックのすぐ後ろでね。そして、何とかオーバーテイクをしながら順位を上げていこうと頑張っていた時に、カルロス(・サインツJr)と絡んでしまった。彼が少し早めにブレーキを踏んでドアを閉じたために、僕は行き場を失った。ストレートで彼を抜くつもりで、それを考えたアプローチをしていたから、避けきれなかったんだ。その時に、フロントウイングに小さなダメージを負ったのも痛かったね。


 残念ながら、今回はそんなレースだった。僕らが望んでいたようなレースにはならなかったけど、この良いリズムを維持して、プッシュし続ける必要がある。チームのホームレースであるテキサスへ向かうにあたって、しっかりパフォーマンスを高めていきたいからだ。



(AUTOSPORTweb)




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