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「速さが足りない」フェラーリ、シンガポール2連覇には悲観的

2016年9月16日

 メルセデスは昨年のF1シンガポールGPではパフォーマンスを発揮しきれなかったが、今年は勝利に最も近い存在になると、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは予想している。


 2015年のマリーナベイでは、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンがともにスーパーソフトタイヤの使い方に苦しみ、予選ではポールポジションを獲得したベッテルに1.4秒もの遅れをとった。決勝でもロズベルグは4位にとどまり、フェラーリに25秒の差をつけられている。


 ロズベルグは今季のシンガポールGPも自信を持って挑むことはできないと予測しているが、ハミルトンは昨シーズンの不調の原因は把握していると話しており、今回は問題なく走れるという。ベッテルは、フェラーリが今季初優勝を挙げるよりも、メルセデスが好調を維持する確率の方が高いと考える。


「昨シーズン、このコースでは僕らはとてもうまくやれた。昨年からマシンも改善しているので、今回も僕らに合うはずだ」とベッテル。


「メルセデスは昨年ここで大いに苦しんだが、それがもう一度起こる保証はない。彼らが苦戦すれば、他の誰もがアドバンテージを得られて喜ぶだろう。けれども様子を見ると、優勝に近いのは彼らだろうね」


「過去には色々なことが起こっているから、僕らにもチャンスはあるかもしれない。5番手からスタートして、前の4台が1コーナーでクラッシュしてチャンスが巡ってくることもある。可能性は高くはないが、あり得ることだ」


 昨シーズンのフェラーリは3勝を挙げている。そのうち最後のひとつがシンガポールGPだったものの、14戦を消化した今季はまだ一度も勝利を得ていない。イタリアGPを終えた時点で、フェラーリはコンストラクターズ選手権3位、首位メルセデスとの差は219ポイント、2位レッドブルまで11点差の位置にいる。


 今シーズンが困難に満ちたものになっている原因を、キミ・ライコネンは次のように語る。


「難しい問題だ。自分たちが正しい仕事をしているという確信はある。良い人材が揃っていて、雰囲気も良いのだけれど、スピードが少し足りていない。ほとんどの場合、マシンからは最高の力を引き出せている。けれども全体的に見ると、速さを得るためにはマシン、パッケージなどすべての部分で改善が必要だ」


「サーキットのレイアウトやコンディションによって、チームの順位も上下する。そういう場面を今シーズンは何度も目にしてきた。コンディションやサーキットがどうであれ、僕らは勝つために戦いたい。それが目標だ。僕らにはスピードがもう少し必要なだけなんだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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