F速

  • 会員登録
  • ログイン

ホンダF1辛口コラム 第10戦ロシアGP:“ストレートで0.6秒失っている”のはパワーユニットが原因?

2020年10月5日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブルの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レッドブル・ホンダの走りを批評します。今回はF1第10戦ロシアGPの週末を辛口の視点でジャッジ。

---------------------------

 モーターレーシングというのは思いどおりにいかないものだ。ロシアGPの16周目、ルイス・ハミルトンがタイヤ交換に入った後、バルテリ・ボッタスがマックス・フェルスタッペンからどんどん遠ざかっていくのを見ながら、私は思った。ボッタスは、チームメイトがソフトタイヤでスタートしたために、自分よりもはるかに早くピットインせざるを得ないのを知っていた。さらに、ハミルトンが規則違反で10秒のタイムペナルティを取られたことも分かっていた。そのためボッタスはチャンスをじっくり待っていたのだ。

 ちなみに、ハミルトンが違反した規則は、私にとっては聞いたこともないものだった。こういった21世紀特有の厳格な規制には、まるで興味を持てない。

 ハミルトンがピットに入るまでは、フェルスタッペンはボッタスの3秒強遅れのところを、同じミディアムタイヤで走っており、何らかのチャンスがありそうだった。しかしボッタスがスパートし始めた時、ゲームオーバーであることがはっきりした。24周目までにギャップは9秒以上に広がり、1周あたり0.66秒離されていたわけで、ボッタスがトラブルに見舞われない限りは、レッドブル・ホンダが勝利をつかむ可能性がないことは明らかだった。実際ボッタスはそのまま余裕で優勝を飾った。

…記事の続きは会員登録後閲覧できます。

※こちらの記事は一般&プレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。

レース

6/27(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/28(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/29(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ216
2位ランド・ノリス201
3位マックス・フェルスタッペン155
4位ジョージ・ラッセル146
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン91
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン23
10位ニコ・ヒュルケンベルグ22

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム417
2位スクーデリア・フェラーリHP210
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム209
4位オラクル・レッドブル・レーシング162
5位ウイリアムズ・レーシング55
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム28
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー26
10位BWTアルピーヌF1チーム11

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号