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ライコネン、ツキのないドイツで優勝を狙えるか

2007年7月20日

 キミ・ライコネンは、今週末のヨーロッパGPでもフェラーリが“とてもコンペティティブ”だろうと予想している。F2007は、先週のスパ・テストで“さらによくなった”感じがしたということだ。

 ライコネンはベルギーGPの舞台となるスパでテスト最終日に走行し、トップタイムをマークした。前日には僚友のフェリペ・マッサがトップタイムを記録しており、フェラーリは2日連続で首位に立っている。
「マシンは、シルバーストンよりもさらによくなったような感じがしたよ。レースごとに、毎回僕らは改善している」とライコネン。
「僕らはプログラムのほとんどを完了した。スパ−フランコルシャンでは、常に天候を考慮に入れなくちゃならないけれどね。ニュルブルクリンクは、ベルギーとはまったく違ったコースだけど、それでも僕らはとてもコンペティティブになるだろう」

 ライコネンは、フランスとイギリスで連続優勝して、次のニュルブルクリンクに臨むことになるが、その好調にもかかわらず、週末の見通しに関しては慎重になっている。特に、過去を振り返ってみると、彼は長年にわたって、ドイツでは運に恵まれていないからだ。
「ドイツはどうなるか分からない。これまでのF1生活でずっと、僕はドイツで運に恵まれたことがないんだ。ニュルブルクリンクとホッケンハイムで、僕はいつもコンペティティブなのに、いつも何かが起こって勝利を邪魔するんだよ」と彼は続けた。
「フェラーリでのドイツ初挑戦で、状況を変えられることを期待しよう」


 では、3連勝の可能性はどうだろうか?
「今は何も予想したくないよ。まずコースに出て、ベストを尽くさなくちゃならない。そうしたら、レースで優勝できる力があるかどうかが分かるだろう」と彼は続けた。
「今季これまで、優勝しているのは2チームだけだ。シーズンの残りも、同じようになるだろうと思う」
「ドイツでフェラーリのためにレースができて嬉しい。過去には、ドイツではミハエル(シューマッハー)がほとんど無敵のように感じられたものだ。僕らが何をしても、赤いマシンが最初にゴールするように思われていたんだ。今度は、僕が同じようにする番だよ」
「シーズン後半に入ろうとしているので、プレッシャーが必然的に高まってくる。僕らはライバルとの差を縮めなくちゃならないが、まだ時間はたっぷり残っている。ゆっくりでも確実に、毎レース毎レース、僕らは追いついて行かなくちゃならない。それを日曜のニュルブルクリンクで開始するよ」




レース

5/4(土) フリー走行 1:30〜2:30
スプリント予選 5:30〜6:14
5/5(日) スプリント 1:00〜02:00
予選 5:00〜
5/6(月) 決勝 5:00〜


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6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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