最新記事
- アルピーヌF1、長年貢献したオペレーションズ...
- オコンがカナダGP欠場のうわさを否定。ガスリ...
- 進化するライバルへのフェルスタッペンの焦り...
- F1首脳陣、アメリカ議会を巻き込むアンドレッ...
- ピレリ、フェラーリと実施のF1タイヤテストに...
- F1第8戦モナコGP分析(2)勝者フェラーリのア...
- ヨス・フェルスタッペン、モナコでの苦戦を受...
- F1第8戦モナコGP分析(1)ポール・トゥ・ウイ...
- 元フェラーリF1代表ビノット、アストンマーテ...
- ペレスのクラッシュに関連するコストは数億円...
- 同士討ちのオコンに激怒するアルピーヌF1代表...
- 今年は一味違ったルクレール。悲願の母国GP優...
F1バーレーンGP木曜会見(3):「選択肢はひとつしかない」と移籍を狙うペレス。他カテゴリーへの転向は考えず
2020年11月27日
コロナ禍で17戦で争われている2020年も、いよいよ残るは中東の3連戦だけとなった。すでにコンストラクターズ選手権は2戦前の第13戦エミリア・ロマーニャGPでメルセデスが制し、ドライバーズ選手権は前戦トルコGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)がチャンピオンを獲得しているが、2021年へ向けた生き残りの戦いは、まだ完全には終わっていない。
バーレーンGPの木曜日の会見では、2021年のシートが決まっていないセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が、状況によっては来シーズン、F1にいなくなる可能性もあることを認めた。
まずレーシングポイントを離脱することが決まっているペレスはこう語った。
「選択肢はひとつしかない」
それがレッドブル・ホンダ移籍であることは、次のようなコメントからもわかる。
「僕はここ(F1)で何年もレースをし、走りはいまキャリアのなかでピークにあると思っているからね。だから、しっかりとした計画を立て、自分に適したプロジェクトの下でレースがしたい。100%モチベーションを保てるプロジェクトでなければ、引退したほうがいいと思っている」
現在、2021年のシートを発表していないのは、メルセデス(1席)、レッドブル・ホンダ(1席)、アルファタウリ(1席)、レーシングポイント(1席)、ハース(2席)の6シートあるが、このうちメルセデスとレーシングポイントはルイス・ハミルトンとランス・ストロールでほぼ確定しており、アルファタウリも角田裕毅が有力で、ハースはフェラーリ育成ドライバーら若手が加入することが確定している。
つまり、表彰台経験者のペレスにとって「100%モチベーションを維持できるプロジェクト」は、残っているシートのなかではレッドブル・ホンダしかない。
しかし、そのレッドブル・ホンダのシートは、アレクサンダー・アルボンの残留が濃厚となっており、仮にアルボンが残留できない場合は、今年レーシングポイントから3戦出場したニコ・ヒュルケンベルグが加入する可能性が高い。それは、記者からのこんな質問をペレスが否定しなかったことでもわかる。
「あなたは、自分よりもヒュルケンベルグやアルボンを優先しようというレッドブルの判断は間違っていると思いますか?」
ペレスは苦笑いして、こう答えた。
「それを僕に聞くのはお門違いだね」
レースのない人生も考えているのか、と司会者に尋ねられたペレスはこう言った。
「本当にやりたいことは何なのかを考える時間が1年ある。プランAはF1を続けることで、プランBは1年間の休暇。F1を続けられなかったからといって、他のカテゴリーでレースすることはいまは考えていない」
「今までレースを優先した人生を送ってきたけど、今は家族がいるし、子供の成長も見守りたい。本当にやりたいことは何なのか。F1が恋しいのか。F1以外のレースをしたいのか。それとも、モータースポーツを離れて違う道を歩きだすのか。F1のシートを得られなかったら、来年はその答えを出す時間にあてたい」
(Masahiro Owari)
関連ニュース
5/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |