最新記事
- パドック裏話:観客席に潜り込んだラッセルの...
- 元F1ドライバーのステファン・ヨハンソン、現...
- “ピアストリの復調”が左右するマクラーレンの...
- 松田次生のF1目線:メンタル優位はノリス。走...
- 2025年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイム...
- 「我々は急いでいない」ラインアップ決定を遅...
- クラッシュゲート裁判:エクレストンの弁護士...
- F1の全10チームが財務規則の遵守証明を受け取...
- アストンマーティンの最新書類に見えるストロ...
- 2026年のF1シートを逃したドゥーハン、FIA F2...
- 首位脱落ピアストリ不振の背景。レッドブルの...
- ルクレールがアレクサンドラさんとの婚約を発...
ピレリ「2位を獲得したトロロッソとガスリー、またワンツーを達成したホンダを讃えたい」
2019年11月18日
2019 ブラジルグランプリ 決勝
フェルスタッペン、インルラゴスでの熱戦を制す
2019年11月17日、インテルラゴス
ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、セーフティカー導入も発生したドラマティックなレースを3ストップ戦略で制しました。
フェルスタッペンは、終盤に発生した1回目のセーフティカー導入周回中に最終ピットストップを行い、メルセデスのルイス・ハミルトンにリードを譲るかたちとなりましたが、リスタート後トップに立ち、今シーズン3勝目を達成しました。
トロ・ロッソのピエール・ガスリーが2位に続きました。予測通り、前日までよりも大幅に温暖なコンディションの下で行われた決勝時の路面温度は、金曜日のフリー走行時よりも20度以上高くなりました。
キーポイント
・フェルスタッペンは、3ストッパーでポイントを獲得した2名のドライバー中の1人でした。
・トップ4が3種類の異なる戦略を使用するなど、上位から下位まで広範囲に渡る戦略が展開されました。フェルスタッペンとハミルトンが3ストップ戦略を採った一方、チェッカーフラッグ時(スチュワードの裁定前)、4位フィニッシュしたマクラーレンのカルロス・サインツは、最終グリッドからスタートし、1ストップ戦略を使用しました。また、2位を獲得したガスリーは2ストッパーでした。
・変化する状況下、アドバンテージを模索する動きのなか、いくつかの劇的なインシデントが発生しました。この結果、終盤に2回のセーフティカー導入が行われ、レースの流れを一変させました。
・セーフティカー導入前時点では、ソフト〜ミディアム〜ソフトと繋ぐ戦略が上位勢で主流となっていました。この戦略は、温暖なコンディション下、スピードと柔軟性を提供するものでした。
・高い路面温度となったことから、デグラデーションはやや大きくなり、全3種類のコンパウンドが使用されました。そのような中、ソフトによる長いオープニングスティントも見られました。
各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C1:高い路面温度の下で性能を発揮しました。メルセデスとフェラーリでは、バルテリ・ボッタスとシャルル・ルクレールがそれぞれハードを使用しました。
ミディアム C2:大半のドライバーの第2スティントで重要な役割を演じました。一方、サインツは、ミディアムで42周のファイナルスティントを走行しました。
・ソフト C3:終盤に発生した2回のセーフティカー導入時、数名のドライバーがフィニッシュまでのスプリント用にソフトを使用しました。ハミルトンは、残りわずか2周のレースラップとなる最終セーフティカー導入周回中にソフトへ交換しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「最後まで予測できない、Formula1史上稀に見るドラマティックなレースとなりました。終盤に発生した2回のセーフティカー導入が、戦略の様相を一変させました。それまでは、前日までよりも大幅に上昇した路面温度によって2ストップが主流のレースと見られていました」
「また、このコンディションは、耐久性の高いハードコンパウンドの登場も促しました。しかし、カルロス・サインツは1ストッパーが可能であることを実証しました」
「また、多くのドライバーが、予測不可能なレースで最大限を引き出す戦略を選択していました。2位を獲得したトロ・ロッソとピエール・ガスリー、またワンツーを達成したホンダを讃えたいと思います」
■2019年F1第20戦ブラジルGP レースインフォグラフィックス


■コンパウンド毎のラップタイム上位:
・ハードタイヤ
バルテリ・ボッタス:1分12秒390
シャルル・ルクレール:1分12秒428
ランド・ノリス:1分13秒321
・ミディアムタイヤ
バルテリ・ボッタス:1分10秒698
マックス・フェルスタッペン:1分10秒962
ルイス・ハミルトン:1分11秒082
・ソフトタイヤ
マックス・フェルスタッペン:1分10秒862
アレクサンダー・アルボン:1分11秒087
セバスチャン・ベッテル:1分11秒384
■最長スティント:
・ハードC1:ランド・ノリス 26Laps
・ミディアムC2:カルロス・サインツJr. 42Laps
・ソフトC3:ダニエル・リカルド 32Laps
(ピレリ ジャパン プレスリリース)
関連ニュース
| 10/25(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 10/26(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/27(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 357 |
| 2位 | オスカー・ピアストリ | 356 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 321 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 258 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 210 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 146 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 97 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 713 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 356 |
| 3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 355 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 346 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 62 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 60 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


