F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

再び接触のグロージャンとマグヌッセン、互いに非を認めず。ハースF1代表、チームオーダーを検討

2019年7月31日

 ハースF1はドイツGP決勝において多くのポイントを獲得したが、レース終盤でまたもやチームのドライバー同士が接触しており、チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ダブルポイント獲得を手放しで喜んではいない。


 ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンは、アルファロメオの2台がレース終了後にいずれも30秒ペナルティで降格したため、ともに順位を上げて7位と8位に繰り上がった。


 しかしホッケンハイムで行われたレースの56周目、ターン6のヘアピンでグロージャンとマグヌッセンは接触している。


 接触はごく軽かったために2台ともそのまま走行を続けられたが、シュタイナーにとっては受け入れられない事態となった。ドライバーふたりがコース上で同士討ちを繰り返す事態に終止符を打つため、彼は今後チームオーダーを課す可能性を検討しているという。


「対応策を考える必要があるが、選択肢はあまり多くない。どこかの段階で何らかの手を打たなければならない」とシュタイナーはSky F1に対して落ち着いた口調で語ったが、明らかにうんざりした様子に見えた。


「私は通常なら(チームオーダーを)避けようとする。ご存じのとおり私は競い合いを好むし、そうあるべきだと考えているからだ」


「だがそれで常にチームの足が引っ張られるのであれば、私としては看過できない。今日は何も悪いことが起きずにラッキーだった。ふたりとも最後まで走り切ることができたものの、クラッシュは今後も発生し得る。今日は結果に恵まれたのだ」


 マグヌッセンにしてみれば、ターン6の混戦で責任を負うべき人物が誰であったかは、明らかなようだ。


「僕たちは互いに接触してはならないと明確に告げられていた。つまり、接触しなければならない理由などないはずだ」とマグヌッセン。


「僕がイン側にいたのは明白だ。イン側に突っ込んでいったわけではない。それなのに彼が僕の方へ向かってきたんだ。彼が何をしていたのか、僕には分からないよ」


 グロージャンは、レース直後にインシデントについて聞かれた時点では、彼の側からコメントを出すことを渋っていた。だがその後、自分には非はないとの考えを示した。


「その件についてはコメントしない。僕たちは幸運だった」と当初グロージャンは語っていた。


「またギュンターのオフィスへ出向くことになるだろうね。だけどあの件について言えば、僕が先行していたと思う。残念なことだよ」


 シュタイナーには、レース終了後にドライバーたちを問いただす意向はなかったが、次週末のハンガリーGP前には何らかの対応を行うつもりだという。


「あの場面を厳密に確認できていない。きちんと見たうえで、自分の気持ちを落ち着かせ、その後、どういった対策をとるのかを検討しなければならない」とシュタイナーは述べている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

11/1(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/2(土) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
11/3(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン362
2位ランド・ノリス315
3位シャルル・ルクレール291
4位オスカー・ピアストリ251
5位カルロス・サインツ240
6位ルイス・ハミルトン189
7位ジョージ・ラッセル177
8位セルジオ・ペレス150
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ31

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム566
2位スクーデリア・フェラーリ537
3位オラクル・レッドブル・レーシング512
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム366
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム46
7位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム36
8位ウイリアムズ・レーシング17
9位BWTアルピーヌF1チーム14
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号