ハースF1代表、カナダGPでグロージャンとクラッシュしたサインツJr.の“言い訳”を一蹴
2017年6月14日
トロロッソF1チームのカルロス・サインツJr.は、カナダGPでのロマン・グロージャンとフェリペ・マッサとのクラッシュについてはミラーの視界の悪さを原因にあげたが、ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは馬鹿げた言い訳だと考えている。
カナダGPの1周目でサインツJr.がターン3〜4のシケインに差しかかった際、ハースのグロージャンも彼に並んで走行していたが、これに気が付かずに接触。さらに後ろ向きでコーナーに向けて滑っていく途中、ウイリアムズのマッサともクラッシュしたのだった。
サインツJr. はグロージャンが死角にいたこと、ミラーのサイズと低めに設計された今シーズン仕様のリアウイングの組み合わせが、視認性の問題を生み出したと主張した。しかしシュタイナーはその説明をはねつけ、以下のように述べた。
「もしミラーが小さすぎると事前に分かっていたのなら、交換しておくべきだ。我々の問題ではない。ミラーが小さすぎるというのは、実に冴えない言い訳だ」
「『ミラーが小さすぎてよく見えないけど、使い続けよう!』なんて道理が通るわけがない。まるで与えられたメガネがよく見えないのにそのまま使い続け、走り続けて壁に激突するようなものだ!」
サインツJr.はこの事故の責任を問われ、次戦アゼルバイジャンGPで3グリッド降格のペナルティを受けることとなった。
グロージャンは修復のため1周目にピットインし、このときに交換したタイヤでフィニッシュまで走り切り、ポジションを10位まで挽回している。
シュタイナーはまた、バーチャルセーフティカー発動中にストフェル・バンドーンをオーバーテイクしたケビン・マグヌッセンがペナルティを受けたことにも不満を感じている。彼は自身の犯したミスに気づき、ポジションを戻しているからだ。
「誰かにペナルティが科されたと思うと、いつもうちのチームだ。それほど我々は悪くないと思うがね!」
「ケビンはミスをした。あのように早くスタートすべきじゃなかった。でも彼は直ちに元のポジションに戻ったんだ。レギュレーションがどうなっているのか、どう書かれているのかが定かではないので、もう一度考える必要がある。」
「確かに彼はバーチャルセーフティカー発動中にオーバーテイクをしたし、やるべきではなかった。だが彼は元の場所に戻ったんだ。これではそのまま前に居続けた方が、よかったかもしれないな!」
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
関連ニュース
6/8(土) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
6/9(日) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
6/10(月) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 194 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 131 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 81 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 69 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 55 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 301 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 212 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 124 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 5 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |