F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ブレーキに苦しみ続けるグロージャン「ハースF1がサプライヤーを変更するのが待ち遠しい」

2017年3月13日

 ロマン・グロージャンは、ハースが抱えるブレーキの問題を解決するには、できるだけ早い時期にブレーキのサプライヤーを変更するしかないと主張した。


 ハースは、参戦初年度の2016年から悩まされているこの問題を、いまだ完全には解決できていない。バルセロナで行われた今年のプレシーズンテストでも、グロージャンはブレンボ製ブレーキから一貫性のあるフィーリングを得られず苦労していた。


 この問題への対策の一環として、チームは昨年のブラジルGPの週末にカーボン・インダストリーズ製のブレーキを試験的に使用した。そして、今年もシーズン序盤のどこかの段階でもう一度同社の製品をテストし、それが解決策になるかどうかを確かめる予定だ。


 その一方で、ブレンボ製ブレーキを機能させる方法を探す努力も続けられているが、ドライバーの中でも特にブレーキのフィールに敏感なグロージャンは、サプライヤーが変更される日を指折り数えて待っていると語った。


「細かい部分に立ち入った話はできないが、僕はあれがどうしても好きになれない」と、彼は現在のブレーキの状況に関する質問に答えて述べた。「また別のものに替えてもらいたいんだ。その日が来るのが待ち遠しいよ」


 つまり、カーボン・インダストリーズ製に変更しないと解決できないのかとの問いに、彼はこう答えている。「それが解決への道だ。ただ、それがいつになるのか、僕には分からないけどね」


 また、グロージャンは、今季ハースとエンジンパートナーのフェラーリが示した進歩には勇気づけられたと述べ、ブレーキの問題を別とすれば、唯一の大きな課題はアンダーステア傾向が強いことだと語っている。
 
「そう、アンダーステアには少しばかり悩まされている。まずはその原因を理解する必要があるから、そのためにいろいろなセットアップやパーツを試し、どのツールがどんな効果をもたらすのかについて評価をしてきた」


「ウインターテストの段階では、まだ完璧なセットアップは必要ない。ただ、リヤサスペンションのジオメトリーを変えたり、フロントのロール剛性を変えたりした時に、それがどのように作用するかを理解しておきたいんだ」 



(Translation:Kenji Mizugaki)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/24(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/25(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/26(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン169
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス113
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ71
7位ジョージ・ラッセル54
8位ルイス・ハミルトン42
9位フェルナンド・アロンソ33
10位角田裕毅19

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング276
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム184
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム96
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム44
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム24
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位ウイリアムズ・レーシング2
9位BWTアルピーヌF1チーム2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP