チームの“核”となるアロンソを万全の体制で受け入れたマクラーレン【今宮純のザ・ショウダウン】
2017年10月30日
いまマクラーレン組織内においてアロンソの存在が“核”となり、チームを引っ張る存在であるのはこの戦績からも納得できる。噂される高額な契約金やもろもろの付帯条件など、アロンソの要求をマクラーレンが受け入れるのも“ビジネス交渉”としてあり得ることだ。
そのひとつが発表された『18年デイトナ24時間耐久レース』への参戦。60年代に始まった世界3大・24時間レースには過去にもF1ドライバーがエントリーしている。現在はIMSAシリーズ開幕戦となっていて、アメリカ国内ではインディ500には及ばなくても冬のビッグイベントである。
毎年1月末に開催され来年は1月26〜27日が決勝、事前に公式テストデイが1月5〜7日に3日間行われる。アロンソはマクラーレンCEOのザック・ブラウン氏のチームからリジェJSP217で走る。初めての耐久レースを組むのは10代のランド・ノリス(F3の新鋭)とフィル・ハンソン(ル・マン24時間経験者)。若いメンバーたちと初心に戻って戦う姿勢がうかがえる。
F1スケジュール的には完全オフの時期だ。オーバルとロードセクションのミックス・コースを1月早々にたっぷりテストし、若いメンバーと24時間耐久を経験することはル・マン24時間挑戦へのシミュレーションともなる。
――18年“初走り”をF1マクラーレン・ルノーではなく、『デイトナ24時間耐久』に照準を定めたアロンソ。がまん強い彼が一昼夜24時間をどう戦い抜くか、チャレンジングなシーズンはアメリカから始まる。
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※モナコGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※モナコGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |