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マクラーレンが2019年にインディカー参戦との噂。チーム首脳は「F1が第一」と否定
2017年8月14日
マクラーレンは将来的に、インディカー・シリーズへのフル参戦を目論んでいるのだろうか。この噂はフェルナンド・アロンソがF1モナコGPを欠場し、インディ500に参戦することが決まったときから流れ始め、実際に彼はレースの目玉となった。憶測は消えることなく、いまではさらに大きくなっている。
マクラーレンのエグゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウンは、今季アロンソが再度インディカーに挑戦するのではないかとの噂を明確に否定。アロンソがシンガポールGPを欠場し、インディカー・シリーズ最終戦のソノマに参戦するという報道は“フェイクニュース”だと一蹴した。
「(インディカーに参戦するためには)まず彼は我々にリクエストを出さなければならないが、それは聞いていない。まったく馬鹿げた噂だ」とブラウンは話す。
アロンソの参戦は否定されたものの、チームそのものが2019年のインディカー・シリーズ参戦に興味を示しているとの噂は消えていない。実はこの憶測の情報元は、インディカー・シリーズでCEOを務めるマーク・マイルスなのである。
マイルスはスペインのEl Mundeo Deportivo紙に対し、以下のように述べている。
「マクラーレンには、来シーズンもアンドレッティ・オートスポーツとともにインディ500に参戦するというオプションがあることを我々は知っている。そしてマクラーレンはいまも、ベライゾン・インディカー・シリーズへのフル参戦に興味をひかれている」
「2018年ではないだろうが、2019年ならあり得るかもしれない。ザックはいつもカレンダーについての質問をしてくるんだ」
マクラーレン大株主であるマンスール・オジェは、将来的にはインディカーへの“フルワークス参戦”を考えていると4月に発言している。アンドレッティ・オートスポーツとの関係があるため、マクラーレンはインディカーに全力で取り組むことが可能だ。ただしこの2チーム間の関係には、ホンダエンジンユーザーであるという共通項が根底にある。
しかしながらマクラーレンおよびアンドレッティ・オートスポーツには、どちらも新たなエンジンサプライヤーを探しているといった報道が見られた。これが実現した場合、両チームの暫定的な提携関係は解消になる可能性がある。
しかしブラウンは、まずはF1での復活が第一と考えているため、インディカー参戦については複雑な状況となっている。彼はRoad and Track誌のマーシャル・プルエットに、次のように語った。
「我々はF1において大きな挑戦を抱えている。他の冒険に挑む前に、まずそのことを正しく把握し、レースに勝つことが必要だ」
ハンガリーGPにおいて、チームはアロンソとストフェル・バンドーンの両者をトップ10圏内でフィニッシュさせることができた。2017年シーズン前半としては大きな成長ではあるが、表彰台トップまでの道のりはまだ長い。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(Translation:Akane Kofuji)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 362 |
2位 | ランド・ノリス | 315 |
3位 | シャルル・ルクレール | 291 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 251 |
5位 | カルロス・サインツ | 240 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 189 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 177 |
8位 | セルジオ・ペレス | 150 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 566 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 537 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 512 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 366 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
7位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 36 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 14 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |