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ホンダF1、2017年にパワーユニットの構造・レイアウトを一新

2017年1月8日

 ホンダF1の2017年型パワーユニットは、構造が変更され、レイアウトが一新されていることをパートナーのマクラーレンが認めた。マクラーレン・ホンダは新たな提携から3年目となる今年、さらなる前進を目指している。


 2017年に向けてホンダがパワーユニットの大幅な変更を計画しているとの推測が以前からなされていたが、変更の詳細について同社は明らかにしていない。


 ホンダは2015年にパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰、その際、コンパクト化されたデザインを追求、その“サイズゼロ”のコンセプトが大きな話題となった。


 メルセデスのスプリットターボ方式は、コンプレッサーをエンジンの片側に、タービンをもう片側に配置するもので、ライバルたちもこれを評価してきた。一方、ホンダは復帰初年度に、V6エンジンのVバンクの中にタービンとコンプレッサーを収めるスプリットターボ方式を採用した。


 マクラーレンの公式サイトで公開されたインタビューにおいて、テクニカルディレクターのティム・ゴスは、ホンダは過去2シーズンの教訓を元にパワーユニットの再設計を行ったと認めた。


 昨年まではF1パワーユニットの開発を制限するトークンシステムが用いられてきたが、これが2017年に廃止されたことで、大きな変更を行う余地が生まれた。そのため、ホンダは良い効果を発揮しているメルセデスのコンセプトを模倣することも可能になると考えられている。


「過去数シーズンにわたってエンジン開発に適用されたトークンシステムが廃止された」とゴスは語った。


「2017年に向けて、ホンダエンジンの構造とレイアウトは、パフォーマンス面、パッケージング面の両方の要求に応える形で変更された」


「新しいパワーユニットには、過去2シーズンに得た教訓を多く取り入れられているが、今シーズン用に特別に再設計された」 



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています


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