メルセデスは、1月にチームを離脱したパディ・ロウの後任として、元フェラーリのジェームズ・アリソンをテクニカルディレクターに起用することを発表した。

　2016年の7月にフェラーリを離脱したアリソンは3月1日からメルセデスに加わり、テクニカルディレクターに就任。16年までのロウのように、トト・ウォルフと連携を取り仕事を進めることとなる。

「このスポーツからしばらく離れた後、再び仕事に戻ることにとても興奮している」とアリソン。

「過去3年間で素晴らしい成功を収めてきたチームから信頼を得て、このポジションに任命されたことを誇りに思う。メルセデスが今後数年間でさらなる強さを発揮できるよう手助けできることを楽しみにしている」

　メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは「ジェームズ（アリソン）をチームに迎えることができ嬉しく思う。彼と仕事を始めるのが楽しみだ」と述べた。

「我々の技術チームはあらゆるレベルで非常に熟練しており、3年連続でチャンピオンシップを制してみせた。我々は才能ある若いメンバーに開発の余地と役割を与え、この経験豊かな技術部門をさらに強化できるような人材を見つけるのは簡単なことではなかった」

「ジェームズは頭脳明晰なエンジニアだ。我々は完璧な男をチームに迎え入れることができたと思う」

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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