【】ペーター・ザウバーのフェアウェルパーティーが開催

10月14日

 2005年最終戦中国GPは、ザウバーチームにとって最後のGPとなるが、このレースを前に、チームのボス、ペーター・ザウバーに別れを告げるパーティーが開かれた。
 ザウバーのスポンサーであるクレディ・スイスが、ペーター・ザウバーのモータースポーツにおける36年のキャリア、F1における13年のキャリアを祝うため、“Moments in Time”というイベントを催した。当日はバーニー・エクレストン、マックス・モズレー、ジャン・トッドなどそうそうたるメンバーが出席した。
 ザウバーはこのイベントにおいて、以下のようなスピーチを行っている。
「このような素晴らしい世界に別れを告げるというのは、本当に難しい。しかし、過去10年、私は数々の困難な状況に直面してきたので、今の状況も乗り越えられると思う。ここ数週間、F1を離れるのは寂しいのではないか、という質問を何度も受けた。答えはもちろん“イエス”だ」
「当然悲しい思いをしている。長い年月を共に過ごした人々が大勢おり、彼らと別れるのは寂しいよ。しかし、ザウバー・ペトロナスをBMWに引き継ぐことができ、大変嬉しく思っている」
 クレディ・スイスはBMWと2006年から2008年までの新契約を結んだことを既に明らかにしている。ペーター・ザウバーはコンサルタントという新たな役割を果たすことになる。