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F1ブラジルGP FP1:ウエット路面でレッドブル・ホンダのアルボンがトップタイム記録も終盤にクラッシュ
2019年11月16日
11月15日現地時間午前11時、ブラジルGPのフリー走行1回目が行なわれた。
サンパウロは朝から豪雨に見舞われ、セッション開始前に一度上がったものの再び降りだし、路面は完全なウエットコンディション。気温17度、路面温度21度。フェラーリの2台がウエットタイヤを履いて確認走行を行ないアルファロメオ勢もこれに続いたが、他車はガレージで待機しコースインする様子を見せない。なお、シャルル・ルクレール(フェラーリ)はここで今季4基目となるICE(エンジン)を投入し、10グリッド降格が決まっている。
15分ほど経過したところでハース勢、トロロッソ・ホンダ勢、ウイリアムズ勢なども続々とコースインしていく。ウイリアムズはロバート・クビサに代わってニコラス・ラティフィがステアリングを握っている。
ほとんどのマシンは確認走行のみで路面が乾くのを待つが、ルクレールとマクラーレン勢、トロロッソ・ホンダ勢はウエットタイヤで精力的に走り込んでいく。
35分を過ぎたところでルクレールはインターミディエイトに履き替えてさらに走行を続けた。45分を経過する頃には路面上の水量はかなり減り、インターミディエイトで走行するドライバーが増え始める。インテルラゴス未経験のアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)もインターミディエイトで走行を始めたが、ノーズ脇に気流センサーを装着し長いストレートでコンスタントスピードによるデータ収集を中心とした走行に留まっている。
路面コンディションの向上によってラップタイムが1分19秒台から1分16秒台へと縮まっていく中、レッドブル・ホンダ勢とルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ロマン・グロージャン(ハース)らはセッション開始から1時間が経過してもピットガレージで待機を続ける。各車とも限られたウエットタイヤとインターミディエイトタイヤを痛めないよう、特に右フロントタイヤのダメージを気にしながらの走行となった。
12時10分には路面がかなり乾いてドライパッチも点在するコンディションとなり、レースコントロールからはDRSの使用許可も出された。ここでアルボンがインターミディエイトで本格走行を開始し、いきなり1分16秒399でバルテリ・ボッタス(メルセデス)のタイムを0.294秒塗り替えてトップに立った。
アルボンはすでにスリックタイヤでの走行が可能なコンディションだと報告する。アルボンはさらに1分16秒142までタイムを縮めてピットに戻りスリックでの走行の準備を行なう。路面はかなりレーシングラインが乾いてきている。
それでもセッション終盤にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)やアルファロメオ勢が僅かに走行しただけで本格的な走行は見られず。セッション終了の5分前になってマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がソフトタイヤを履いてコースインしたのを皮切りにメルセデスAMG勢がミディアムタイヤ、フェラーリ勢がソフトでコースインするが、フェルスタッペンはターン2でリヤが流れてスピン。
セクター2はまだまだウエット過ぎたとフェルスタッペンは報告。それと時を同じくしてソフトを履いたアルボンがターン12で飛び出し、濡れた芝生の上で滑ったマシンは右フロントからタイヤバリアにクラッシュ。
これで赤旗が出されセッションはそのまま終了。トップタイムはアルボンのままで2番手ボッタス、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手ルクレール、5番手カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、6位・7位にルノー勢、8位・9位にトロロッソ・ホンダ勢という結果になった。

(Mineoki Yoneya)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 413 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 326 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 278 |
4位 | シャルル・ルクレール | 264 |
5位 | セバスチャン・ベッテル | 240 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 96 |
7位 | ピエール・ガスリー | 95 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 92 |
9位 | ダニエル・リカルド | 54 |
10位 | セルジオ・ペレス | 52 |

1位 | メルセデス | 739 |
2位 | フェラーリ | 504 |
3位 | レッドブル・ホンダ | 417 |
4位 | マクラーレン | 145 |
5位 | ルノー | 91 |
6位 | トロロッソ・ホンダ | 85 |
7位 | レーシングポイント | 73 |
8位 | アルファロメオ | 57 |
9位 | ハース | 28 |
10位 | ウイリアムズ | 1 |

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