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フェラーリF1のベッテル、フェルスタッペンの不正発言を批判「コース上で真実を証明したい」

2019年11月15日

 フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、アメリカGPのレースウイークにFIAが発行した技術指令書が、オースティンにおけるチームのパフォーマンス低下につながった、との見方を退けた。


 ライバルたちはフェラーリがパワーユニット(PU/エンジン)のパフォーマンス向上目的で技術規則の抜け穴を利用している可能性を疑ってきた。レッドブル・レーシングからの問い合わせを受け、F1を運営するFIAは技術指令書を通じて規則の明確化を行った。


 偶然の一致なのか、フェラーリはアメリカGPの予選と決勝でパフォーマンスが低下、マックス・フェルスタッペンらはそれを証拠としてフェラーリへの疑念を示していた。


 しかしベッテルは、チームのパフォーマンスが再度注目されるであろう第20戦ブラジルGPを前に、そうした憶測を一蹴した。


「エンジンのパワーはまったく低下などしていなかった」とベッテルは強く主張した。
「僕らは他のドライバーたちよりもダウンフォースを多くつけて走ることを選んだんだ」


「予選ではその違いは明らかだった。ストレートでは普段ほどでないにしても、若干僕らの方が速かった。一方で、コーナーではいつもほど遅れを取っていなかった。ある事柄は常に(別の事柄と)連動するものなんだ」


 ベッテルは決勝レースの序盤でサスペンション破損からリタイアを余儀なくされ、シャルル・ルクレールもメルセデス勢やフェルスタッペンといったライバルたちに太刀打ちできるほどの走りを見せられなかった。


「決勝でのシャルルは、僕たちに通常備わっているペースを発揮できなかった。だけどそれ(技術指令書)が原因ではないことは分かっている」とベッテルは言う。


「明らかに、以前との違いを生じさせた要因は他にある。僕たちはそれを突き止めようとしていた」


「今シーズン、競争力が全然出せなかったレースは他にもいくつかあった。今回が唯一というわけではない」


「だから、何が起きたかを正確に理解して、二度と起きないようにすること、来年に向けてそれらの課題に取り組むことが、間違いなく重要になる」

■「フェラーリのエンジンは最強。他人から何を言われても気にしない」とベッテル

 アメリカGPの決勝終了後、フェルスタッペンは、FIAの技術指令書が発行されるまでフェラーリが不正を行っていたという露骨な発言を行った。ベッテルはこれに異議を唱え、ライバルの主張に不快感を示した。


「チーム内の誰ひとり、あれでムキになったりはしていないと思う。あのような発言はプロフェッショナルでもないし、分別も感じられない」とベッテルは語った。


「だけど一方で、皆さんたち(報道陣)も僕が言い返すことを期待しているのかもしれないね。僕はそういうことに興味はないし、言うまでもなくチームとして最も良い答えの返し方は、普段どおりのパフォーマンスに戻すことだと思っている」

2019年F1第20戦ブラジルGP木曜 フェラーリのガレージ
2019年F1第20戦ブラジルGP木曜 フェラーリのガレージ

 フェラーリ代表のマッティア・ビノットは、今シーズン後半のチームの好調を生んだのは、マラネロのエンジニアたちによって生産的かつ適正に行われた作業のおかげだと説明し、ベッテルもこのコメントを繰り返した。


「僕たちのエンジンが最強なのだとしたら、それはチームの、特にエンジン部門による大きな成果なんだ」とベッテルは付け加えた。


「過去5年間は、メルセデスのエンジンが最強だった。今は、この数カ月間なら僕たちのエンジンが最強だよ」


「今後5年間この状態が続いてくれるといいね。それについて人がどう思おうと何を言おうと、僕は気にしない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




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