最新記事
- 89歳の元F1最高権威者エクレストン、自分は伝...
- 悩めるルノーF1、テクニカルディレクターの離...
- レーシングポイントF1とアストンマーティンに...
- ピレリ、2020年仕様タイヤの採用判断に期限を...
- F1、2020年のカレンダー拡大にともないMGU-K...
- 松田次生のF1目線:ルクレールの躍進で2020年...
- 不振の1年を過ごしたベッテルに元チームメイ...
- 史上最多のレース開催数となる2020年F1。フェ...
- メルセデスチームF1撤退説に代表が反論「マニ...
- アブダビでF1の問題点が浮き彫りに「DRSがな...
- アイルトン・セナのマクラーレンMP4/8を完全...
- F1ボス、クビサとヒュルケンベルグの離脱を惜...
F1第3戦中国GP FP2:メルセデスとフェラーリが僅差の争い。フェルスタッペンは3番手と好調もガスリーはやや出遅れ
2019年4月12日
4月12日の金曜日午後2時に行われたF1第3戦中国GPフリー走行2回目は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。気温19℃、路面温度34℃と、さらに温度が上がった。セッション開始直前、ホンダからトロロッソのダニール・クビアト車のパワーユニットを急きょ交換することが発表された。
FP2もフェラーリの2台が、最速タイムを出す展開。まずはセバスチャン・ベッテルが、1分34秒783でトップに立った。しかしすぐにシャルル・ルクレールが、コンマ5秒以上速いペースでトップを奪い返す。
ボッタスはピットアウト直後にスピンを喫したが、フェラーリ2台の間に割って入る形で2番手に上がった。それ以前にはルイス・ハミルトン(メルセデス)も、アウトラップのターン3でスピンを喫している。
開始後33分。ベッテルが全区間をマゼンタ色に染めて、1分33秒357のトップタイムを叩き出した。しかしボッタスが0.027秒しのいで、トップを奪い返した。FP1では2強4台にかなわなかったフェルスタッペンが、ベッテルからコンマ2秒差ながら、1分33秒台に入って3番手に付けた。
ハミルトンはソフトタイヤでのアタックに失敗して、トップからコンマ5秒落ちの4番手。グリップ不足に手こずるルクレールは、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)の後塵を拝して7番手に。ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)もペースが伸びず、トップのベッテルから1秒1落ちの10番手だ。
セッション中盤の14時48分、クビアトがようやくピットからコースに出て行った。ホンダ側は、「センサーが異常を検知したが、FP2までに原因究明するには時間が足りず、大事を取って全交換を決めた」と、説明している。
15時過ぎ、ピットに戻って来たルクレールは、そのままコクピットから降りてしまう。メカニックたちはパワーユニット周りに取りつき、カメラマンが撮影しようとすると露骨に制止している。その後フェラーリからは、「大した不具合ではないが、冷却系に問題が見つかった」とのコメントが出ている。
セッション終盤にはボッタスとベッテルがハードタイヤで、フェルスタッペンはミディアムタイヤ、ハミルトンはソフトで、それぞれロングランでの感触を確認した。
チェッカー直後、フェルスタッペンから「クラッチの調子がおかしい」とレポート。一方、車検待ちのアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は、メカニックが来る前に左前輪が過熱して燃え出すハプニングが起きている。
このセッションのトップは、ボッタス。2番手以下はベッテル、フェルスタッペン、ハミルトンと続き、ヒュルケンベルグ、サインツが5、6番手に付けた。さらに7番手ルクレールと10番手ガスリーの間にランド・ノリス(マクラーレン)、ダニエル・リカルド(ルノー)が入り、ルノーとマクラーレンが速さを見せた形となった。
ハース勢はケビン・マグヌッセン、ロマン・グロージャンが16、17番手。トロロッソ・ホンダはアルボン12番手、クビアト13番手だった。
(Kunio Shibata)
関連ニュース
11/29(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
11/30(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | ルイス・ハミルトン | 413 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 326 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 278 |
4位 | シャルル・ルクレール | 264 |
5位 | セバスチャン・ベッテル | 240 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 96 |
7位 | ピエール・ガスリー | 95 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 92 |
9位 | ダニエル・リカルド | 54 |
10位 | セルジオ・ペレス | 52 |

1位 | メルセデス | 739 |
2位 | フェラーリ | 504 |
3位 | レッドブル・ホンダ | 417 |
4位 | マクラーレン | 145 |
5位 | ルノー | 91 |
6位 | トロロッソ・ホンダ | 85 |
7位 | レーシングポイント | 73 |
8位 | アルファロメオ | 57 |
9位 | ハース | 28 |
10位 | ウイリアムズ | 1 |

1位 | 【順位結果】F1最終戦アブダビGP決勝 |
2位 | 【順位結果】F1最終戦アブダビGP予選 |
3位 | 【ポイントランキング】F1最終戦アブダビGP終了後 |
4位 | グランプリのうわさ話:ルノーから他チームへの移籍を目論むオコンとリカルド |
5位 | 3分で読むF1ココだけの話:撤退か継続か、2021年に向けた道を模索するホンダとメルセデス |
