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まもなくF1初開催、公式大使アロンソがファンとサイクリングなどバクーを満喫

2016年6月16日

 初のF1ヨーロッパGP開催が迫るアゼルバイジャンのバクーにフェルナンド・アロンソが早めに到着、ファン向けのイベントや市の主要施設への訪問を行った。アロンソはヨーロッパGP公式大使に就任しており、3月にコースの視察で訪れて以来2度目の訪問となる。


 アロンソは最新市街地コースのスタート/フィニッシュラインへと続くストレートを徒歩で視察。その後はアズール・イルメ絨毯織物センターへ向かい、アゼルバイジャンの伝統工芸品である絨毯織物製造を体験。アロンソはヨーロッパGP大使としての役割に対する感謝の印に、オリジナルの絨毯を贈呈された。


絨毯織物製造を体験するアロンソ
絨毯織物製造を体験するアロンソ

 


 次に美術館、コンサート会場、エキシビジョンホールなどを併設する巨大な文化複合施設であるヘイダル・アリエフ・センターを見学したあと、ファンとのイベントのためダルガ・プラザへと移動。アゼルバイジャン自転車競技連盟からマウンテンバイクをプレゼントされると、バクー市内の景色を眺めながら、アクアティクス・センターまでファンとのサイクリングを楽しんだ。


バクーの名物スポットを探訪
バクーの名物スポットを探訪

 


 アロンソは今年3月の視察以来となるバクー再訪問について、こう語っている。


「バクーに戻ってこられて、うれしいよ! 最後に訪れてから今日までにサーキットが大きな進化を遂げたことに驚いている。素晴らしいコースになったし、この国が、なぜこれほど特別なのかを知ることもできた。アズール・イルメやヘイダル・アリエフ・センターは、アゼルバイジャンの文化史に目を向けるきっかけになった。ファンとふれあい、一緒に美しい町並みの中をサイクリングしたことが、僕の1日をさらに楽しいものにしてくれた。サーキットを走ってみるのが待ちきれないよ。ここにはタイトなコーナー、曲がりくねった部分、そして何よりスピードと、すべての要素がそろっているんだ」


高速の市街地コースを走るのが待ちきれないと語る
高速の市街地コースを走るのが待ちきれないと語る


(Translation:Akane Kofuji)




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